2019-04-21

渋谷区議選に投票してきた

なんか今日渋谷区議選らしいんですよ。先月くらいから出勤するときにやたら政治家っぽい人があいさつしているなと思ってたら家のポスト投票用紙が入っていて、4/21に選挙があるんだと。

一応おいらはノンポリではあるけれど、毎回まじめに選挙に行ってきた。ところが今回は仕事の都合で3年前に引っ越ししてきた土地勘のない渋谷区という町。さあ投票だといったとき誰に入れるかすごく迷った。何せ候補は50人くらいいるのに、誰一人としてなじみがない。

多分似たシチュエーションに遭遇している人は結構いるだろうなと思うので、今回投票するのに考えたことを備忘録的に記しておく。あらかじめ書いておくが、おいらの属性アラサー大卒ホワイトカラー独身男性属性的なバイアスがあることを予めご了承いただきたい。

とりあえず初めにしたのは50人の候補者の中から投票先の検討に値しない人を消す作業だ。とてもじゃないが全員の公約を読み切る労力はかけられない。そこでスクリーニングをする。明らかにウケ狙いの泡沫キワモノ候補特定宗教団体がバックにいたり、消費税増税とかの国政マターを地方選挙で唱えている候補。60歳以上の民間なら定年になっている候補、このご時世にホームぺージを持たずITに疎い候補。こういった人たちは自分のこれまでの社会経験上あまりお付き合いしたくないという感覚があるので、半ば『偏見』ではあるが公約の詳細を読まずにざっくり消した。

この段階で15人程度に絞られたのでそこから初めて公約を読む作業に入る。…ぶっちゃけどの候補公約は似たり寄ったり。子育て支援とか、起業応援とか。なので、プロフィールの『印象』で判断することにした。この人が仕事の同僚だったらどうかという『印象』だ。ここで判断基準にしたのは自己顕示欲の強さ。一流大学を出て一流企業に入って、商工会議所世話役をして的な『俺、ビッグだろ?』というような自己顕示欲の強そうな人は職場にいたら嫌な奴だなと思って、その候補ホームページの画面はそっと閉じた。

最終的に投票先に選んだのは、常識的な感じのする現職の男性候補。決め手は候補者がblogにしている活動日誌だった。たいていの候補者が立会演説の予定や、イベントのお知らせ、要人との会合を主なネタにしているところを、この候補者は議会議事予算解説政策説明等がメインにしていたのが好感触だった。この人ならまじめに区議仕事をしてくれるだろうと考えて投票したのだった。

…とここまで結論を出すのに所要時間約1時間。まじめに選んだか適当に選んだかは何とも言い難いところだが、結局のところ『職場上司がこの人だったらどうか?』という視点自分が最重視していたのがわかって面白かった。

今日全国的統一地方選の後半戦ということだが、皆さんのところははいかがだろうか?

  • 俺は3人くらい絞り込めたけど、一人に決めることができなくて行かなかったわ

  • 元増田です。夜中にトイレで目が覚めて、開票速報見たらネットで話題になってた泡沫候補が当選しててワロタ。みんなNHK嫌いなのな。

  • 元増田です。夜中にトイレで目が覚めて、開票速報見たらネットで話題になってた泡沫候補が当選しててワロタ。みんなNHK嫌いなのな。

  • 元増田です。夜中にトイレで目が覚めて、開票速報見たらネットで話題になってた泡沫候補が当選しててワロタ。みんなNHK嫌いなのな。

  • 僕も渋谷区に住んでる。 たぶん違う人に投票したっぽいけど、まともに時間かけて選んでくれてる人が同じ地域に住んでて嬉しい。

  • 選挙は上司を決めるのではなく自分が雇う人を決めるのだけれどそれでいいのだろうか……

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