2017-12-16

ニコ動の衰退とユーザ煽り合いの件

ここ10年とは言わないまでも、7,8年ずっと見てきたつもりではあるニコニコ動画

つの間にか、ゴテゴテ(後手後手)のサイトに成り果てていたと思われている。

2011年に開始されたクリエイター奨励プログラムは、Youtubeよりも早く、当時は画期的だった。

当時がニコニコの最盛期であろう。

先日の新バージョン(く)の発表以前から投稿される動画も減りユーザーも離れていったことは、事実である

プレミアム会員が当たり前だった頃からプレミアム会員が馬鹿にされるようになったのも、ここ最近のことである

ニコニコが、没落するまでの間やっていたことといえば、個人チャンネルの強化やニコニコ広告機能追加、マルチメディアプラットフォーム化(=複数媒体への対応や、政治芸能音楽ニュースラノベ漫画との連携強化)が主であったように思う。

親会社意向(威光)が強いのか、船頭が多いのか、二兎も三兎も追いかたことで、本流の動画生放送放置した。

さらには、ユーザが見たいものよりも、運営に都合の良い、運営が見せたいモノを見せるようになった。

これらの施策は、収益多角化と売上の増加を狙ったと思われるが、現状を見る限り、見事に失敗している。

とすると、はやりプレミアム会員の大半は、生放送動画を見にニコニコにやってきたのではないだろうか。

Youtubeはこの間、広告収入システム導入、動画配信システムの強化、生放送への対応と、本流のサービスを強化し、コンテンツ動画配信)はユーザに任せる形式にこだわった。

やはり、長期的・安定的課金をしてくれるシステムユーザが、利益を上げる上で非常に重要であると教えてくれる。

何が言いたいかというと、売上と短期利益至上主義は古くなり、長期の契約を結び、お互いが安定して利用できるものが生き残るじゃないかと思う。

ほんとに稼げるシステムを作るには、本流のサービス大事にし、しっかりとサポートを行うのが大事なことを見せつけられた。

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