2017-09-02

体罰のはなし

最近ニュースがどうってわけじゃないけど、

体罰話題になるたびに思い出すことがあるんでいちど記録しておく

幼稚園小学校低学年あたりを親の転勤の都合でアメリカで過ごして、現地の学校に通ってたんだけど

体罰、あったんだよなあ

もう20年くらい前の南部田舎町のはなし

教室はいくつかルールがあって、そのうちの重大なものを侵すと叩かれる、みたいな感じ

のものを盗んではいけない、とか、ケンカとき急所を殴ってはいけない、とかだった、たぶん

それに違反する子が出ると、先生がその場にいる生徒を集めて

「この子はこういう行為しました」「なのでこれから私はこの子を叩きます」って宣言して

入り口の横にかけてある羽子板みたいな板を持って、その子廊下に引っ張り出す

教室のドアは閉めてから、その板で思いっきりケツを叩く

叩く回数は決まって2回

パァン!パァン!って音がそこらじゅうの教室に響き渡ってたのをよく覚えてる

叩かれた子が泣きわめいて顔をぐっしゃぐしゃにして戻ってきてたのも

なんか今思うとあれって正しく「刑罰」だったのかなって

罪状を明らかにして、決まった量刑執行する?みたいな?

法律詳しくないからあってるかわかんないけど

日本体罰の是非の話になると、手に負えないから手が出る、思わず叩く、みたいなのが前提になりがちな気がするけど

あいルールに対するペナルティ、って形で取り入れるのもナシなのかなぁと思う

いやなんかあれはあれで、他の子への萎縮効果とかありそうだから問題はあるんだろうけど…実際あの音めっちゃ記憶に残ってるし

あと執行されるとこまで行くのほぼ決まった子だったか効果あんのかどうかも微妙な気はするけど

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