と怒鳴られた。
「そうです……」
と困惑しつつ返答。
けれど相手は横入りしたままなので、こちらが先に並んでいたのに気づいてらっしゃらないのかな?と思いもう一度、
「あの、私たち先に並んでまして……」
と恐る恐るもう一度声をかけたところ、
え?何言ってるのこの人?
「え?ええ、並んでますよ?」
「はあ!?gfsdjiigcttjk」←もうなにを言っているかわからない日本語の文句。
「どうしたの?」
「ああ!このおばさんがわけわかんないこといってよ!」
びっくりする私たち。
子供〜高校生からおばさんといわれるなら年齢的にわかるけれど私たち女友達全員20代。
「おばさんが〜〜何何で〜〜わけわかんなくてよ」
「おばさんだからよ〜〜」
初老男性は尊重され承認されたかったのだろう、たとえ自身が横入りし相手を尊重していなくても。
失敗した。
最初にこちらをちらっと見た時の侮りを私は見逃してしまって、横入りしたことに気づいていないのかしら?と思い声をかけてしまった。
これが声をかけたのが私たちではなく初老男性と同じ男性だったならもっと違っただろうと感じた。
なぜなら初老男性は私たちをやたら「おばさん」呼ばわりする。
初老男性が若い男性に「横入りしてますよ」と声掛けされても、
「このおじさんがおかしくてよ〜〜おじさんだからよ〜〜」なんて自分より若い男性に向かって言わないだろう。
しかしながら初老男性は20代女性を「おばさん」と呼んで自身の正当性を高めざるおえなかった。
一家の主としては20代の女性達に注意されるようなことは彼にはあってはならないことだったのだろう。
初老男性の世界観では、20代の小娘が並んでいても横入りしてもよい存在であり20代の女性を罵倒しても良いのだろう。
いまあなたの周りにいる家族のうち奥さん、子供3人の女の子はあなたの言った女性差別、年齢差別を聞いている。
「女は俺を敬え」
「俺は悪くない」
「あの"おばさん"が悪い」
それでどうして尊重されるだろうか。
その言い方だと多分初老男性視点では 自分の後ろに並んだ女が何故か「私があなたの後ろに並んでます!最後尾です!」とアピールしてきた。 頭おかしい。 ってなってると思う。
この手の男にとって女性とは、ババアかガキかの二択です 化粧しているか、胸がデカイか あなたが20代かどうかは、彼からすればメグロがメジロ科に属してることくらいどうでもいい...