2016-11-30

わたし橋本奈々未という女の子を好きなった話。

私が橋本奈々未を見つけたのは乃木坂46第一期最終オーデション。本人はこんな昔の写真やめて〜っていつもの調子で嫌がるかもしれないけれど、完全に、一目惚れだった。

わたしはこんなに綺麗な人を知らない。

綺麗は正義だ、美人は宝だ。そして橋本奈々未はそれを持ち合わせた女の子だった。

顔が整っているから黙ってるとクールビューティなんて言われてるけど、私が知ってる橋本奈々未クールだったことがない。ふわふわおっとりした雰囲気だけならどこにでも居そうな女の子握手会ちょっと変わったネイルをしていけば握手そっちのけでネイルの話をしたり、その洋服どこの?池袋マルイ可愛いー帰りに寄ろっかな。なんて話もした。自分が同じ土俵にたってるなんて考えるのも烏滸がましいけれど、橋本奈々未との会話はいつも友達との会話みたいだった。

から、ハマった。ずるずるずるずる。

橋本奈々未を思い出さなかった日はないし乃木坂46の歌を聞かない日はなかった。

握手会ライブテレビ収録も、そして同性だからこそできる橋本奈々未を創るキラキラしたものを真似るのも。

今日考えればわたしアイドル橋本奈々未じゃなく橋本奈々未というひとりの女の子が好きだったのだろうと思う。

だってこんなに美しい子好きにならない理由がない。

でも、橋本奈々未からアイドル性は感じられなかった。美しすぎてアイドルから得られる多幸感を感じることが出来ない。橋本奈々未から与えられるのは圧倒的な美だけ。全てを殴ることができる、美。橋本奈々未のことを考えると胸が苦しかった。

そして本人もそれは自覚していたんじゃないだろうか。自分アイドル天職ではないこと。

そして、橋本奈々未引退

散々話題になってるから橋本奈々未実家貧乏で弟の学費を払う為にアイドルになったこと、その学費の目処がついたか卒業芸能界引退することは乃木坂ヲタじゃなくても知ってるんじゃないだろうか。美談だとか嘘っぽいとか色んな意見感想がうずまくなか私は今月半ばに行われたの個握にいった。

それががわたし橋本奈々未に会った最後の日になった。もう握手会イベントも行かない。だって会えば会うほど辛くなるから

どこにでもいる普通で顔が整っているだけの女の子に戻ってしま橋本奈々未によかったねお疲れ様といいたい反面、わたしiPhone橋本奈々未フォルダはもう増えることは無いのだ。橋本奈々未と私の関係は終わった。わたしファンという立場から追い出される。いままで騙し騙し凌いでいた橋本奈々未のことが好きという感情の真理には真正からはどうやったって向き合えない。向き合ったら私の中の何かが崩れてしまうから、だからすべて思い出にする。わたし橋本奈々未が好きだった。

ありがとうななみん










この感情は恋だったのか?誰に問えば答えが出るのだろうか

それでもセクシャリティを超えられる日が私に来たら真っ先に思い出すのはななみんでありたい。

そう思う。

  • 増田で橋本奈々未の名前を見るとは思わなかった。 でも、橋本奈々未からはアイドル性は感じられなかった。 ななみさんは純粋に生活苦から乃木坂入ったっぽかったからなぁ。アイド...

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