2040年、20年前から比べると、治安はものすごく良くなった。
人間が変わったというよりは、犯罪検挙率がグッと上がったからだと思う。
日本銀行が発行した電子マネーの使い勝手がすこぶるよくて、それまであったプリペイド式、SuicaとかEdyは駆逐された。
流通する紙幣の量がグッと減って、9割以上電子マネー払いになってる。
クレジットカード連動型は細々と生き残ってるけど。
政府は否定してるけど、誰がどこでなににお金を使ったか、トレース出来るようになってるみたいだ。
不審な入出金は一発でわかるし、どこにいるのかもすぐ割り出せる。
その疑惑が持たれた頃、ポケコインと、amazonポイントにかなり流れて、
日本の通貨は日本円(電子版)とポケコインとamazonポイントが争う形になった。
今じゃ、街中でポケコインとamazonポイント払いと円払いが選べる。
1ポイント1円だったのが、「円は監視されてる!」と怯える人たちがポケコインとamazonポイントに急激に流れたせいで、レートがおかしくなった、
一時は、1ポイント2円まで上昇した。
でもそのあと、ヤクザや性犯罪者の謎の失踪が相次いで、googleやamazonが消してるという噂が流れて、また1ポイント1円に戻った。
amazonは金にならないことはしない!
って擁護する人たちは今でもいるけどね。
2020年以降の3Dは、不気味の谷を克服して、実写とまったく区別がつかない。
今でも、選挙はやってる。
でも、実質はgoogleが握ってるような感じ。
選挙が近くなると、選挙の争点が自動的にまとめられて、賛成が何割、反対が何割か、勝手に告げてくる。
それと、国民の何割がそれを理解してるかと、人工知能が弾き出した最適解も。
国民の9割が理解してないとか言われちゃうと、賛成が何割で反対が何割かとかどうでもよくなって、google様が考える答えに近い候補者ばかり当選してる。
本末転倒だけど、政策についてはポスターだけしか発信できないことになった。
wikiまとめにどの候補者がどんな思想でどんな政策を持ってるかまとめられちゃってるから、誰も困らないんだけど。
googleとamazonの支配から逃げたくても、世界中で逃げられる場所はほとんどない。
たまに、google支配から逃げよう!みたいなことを言って、物々交換のコミュニティをつくる連中が出てくる。
2040年、amazonが小売を壊滅させるかと思ったけど、意外と個人商店はamazonの見方だ。 マーケットプレイスの売り上げがリアル店舗の売り上げを上回ってるからだ。 街中でもamazonコイン、am...
アメリカとか中国とかも傾向は同じですか? 手紙だから返信は無理?