http://toyokeizai.net/articles/-/54586
http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/54586
これで思い出したのが、数十年前の主婦向け商品の開発現場の話。
おっさんばかりの会議の場で、「主婦はバカだから適当な商品出してりゃ満足する」と言う認識をあからさまにして開発していた、んだそうな。
少し前にやたらと「女性の視点を重視するのがビジネス成功の秘訣」うんたらと言われていた時代があったけども
それはそれ以前に「女性の視点は(例え女性をターゲットとした商品だろうと)完全無視」だった時代があった故なわけで。
勿論今でも「女はバカだから適当な商品出してりゃ満足する」と言う認識で開発された商品がまだまだ世に溢れていて、
それに「ダサピンク現象」と名付けて解説したのが先日話題になった↓の記事。
http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993
商品開発やマーケティングなどの現場の多数派である「都会のエリート男性」からしたら、
女性も田舎者も「理解出来ないし理解するつもりもなければ理解したくもない」対象なんだろう。
でもビジネスとしてはそいつら向けの商品も出さなければならない。
かつての田舎者は都会に憧れていたから「これが今都会で流行ってるよ」と言うだけで食い付いてくれたけど
(と言っても中には食い付かない層も居て、それは無視されてただけなんだろう)
さてどうするか、となった時に出て来たのが安易かつ見下し路線バリバリなマイルドヤンキー論、ってわけだ。
きっと「都会のエリート男性が考えた勘違いマイルドヤンキー向け商品」、ダサピンクならぬダサヤンキーな商品もあるんだろうな。
つーか、彼らはそんな仕事したくないんだろうなとは思う。
やっぱ人間、自分が欲しいもの、自分が良いと思えるものを作りたいのが当たり前。
女や田舎者向けのものなんて作りたくねーのに仕事だから作らなければならないああ嫌だ嫌だって思ってるんだろう。
でも「お客様」相手にそれじゃ駄目だよなあ。見下しててもいいけど、せめてそれを表に出さないようにしないとさ。
あと開発の独りよがりな需要を反映しない勘違い商品じゃそりゃ売れないわな。他に代替物が無ければ仕方なく売れるかもしれないけども。
マイルドヤンキーとかダサピンクって自分たちに理解できない消費傾向を 適当にカテゴライズして思考停止するための言葉でしょ。
開発職に携わっている人間しか「横槍に対する愚痴」という意味を守ってしか使用しないのならそれでいいよ もしその言葉がある程度普及したとしたら、絶対に意味がずれると思うが...
客層がわかってるピンクはアリだよな。 ドンキホーテとか、他より明らかにどぎついピンクが多いけど、あれは狙ってるからな。