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2010-01-19

搾取を語るなら論文を読め

http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100118/1263799034

日本韓国統治は善政か否か」問題で久しぶりに面白いエントリーを読んだ。正直、日本韓国統治は悪だ、という議論は感情論ばかりが横行するので辟易していたのだが、こういう数字に基づいたエントリーが出てくるとちゃんと議論になる。実際、コメント欄でも、すれ違いはあるものの真っ当な議論になっているように思う。

でもさ、『ちゃんと学術的に認められた歴史書を読み直されるよう、お勧めいたします。』って書くならさ、もう一歩踏み込んでもいいと思うんだ。学問の主戦場たる英語論文の数々に。ここ20年間、様々な定性定量分析が積み重ねられてるのに、それを無視するなんて余りにももったいない

結局、日本韓国もこの件ではバリバリ当事者な訳で、どうしたって中立的な議論は出来ない。純粋に学術的に中立的な議論をしても、その裏の政治的思惑を勘ぐられるのがオチだ。なら、第三者たる欧米の、それも世界最高峰大学で教鞭を執る学者の議論を参照することは決して無意味な事じゃないはずだ。

それに、10年前と違って、我々はほぼ自由にこれらの議論にアクセスできる。Google Scholarで”Japan Korea colonization”を検索してみるだけでいい。10回くらいクリックすれば議論の形はある程度つかめてしまう。いい時代になったもんだ。

で、2時間ほど仕事をさぼって論文を流し読みした結論。それは、

日本韓国統治が善政だったかどうかはともかく、「その植民地政策が、他の帝国主義国家の政策とは明らかに異なる、有益なものであった」ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがある

ということ。ついでに言うと、欧米開発経済学者と何度か話した時も、この結論をある種自明のように語っていたので、現在でもこのコンセンサスは有効であるように思う。私自身は門外漢なので断言は出来ないが。

日本植民地政策の総論として、大体平均的な見解になっているのは、Bluce Cumings(シカゴ教授)の以下の下りだと思う。

エトウ教授日本の悪徳はヨーロッパの植民者のそれと何ら変わるところがなかった、と述べている。それは正しいのかもしれないが、一方でその美徳はヨーロッパ人のそれとは全く異なっていた。日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。少なくとも何人かのフィリピン人は、アメリカ植民地主義独立というゴールへと至るための良き教師であると信じていたが、日本は良き教師ではなかった。少なくとも幾人かはイギリスインドにとって自由民主主義の良き模範であったと信じているが、日本は良き模範でもなかった。日本がもたらした美徳の数々は、倫理的には(philosophically)正当化するのは難しいが、実際的には(practically)容易に受け入れられるものだ:軍事的成功、強力な国権の運用、急速な経済発展、そして近代的な工業セクター。それゆえ、1945年韓国人達は日本植民地主義に対する全面的な拒絶を唱えて解放を謳歌したが、その一方で日本がもたらした様々な影響からは抜け出すことが出来ないという、二律背反に直面することになったのである。

ちなみに、このCumings教授北朝鮮よりの言動が過ぎると批判を受けているくらいであって(英語Wikipedia参照)、決して日本よりのスタンスを取っているわけではない。むしろ、日本植民地政策は朝鮮政治的に分断される一因となったと書いている(人となりの雰囲気はこの辺りのブログで分かるかもしれない。http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20090208/1234060826)。それでもなお、36年間の日本経済政策については、むしろ肯定的な言及が多い。日本植民地政策についての興味深い言及もあるので、興味のある人は以下のリンクを読んでみると良いだろう。英語は平易なので、特に苦労なく読めるはずだ。

B. Cumings (1984), “The legacy of Japanese colonialism in Korea”, RH Myers and MR Peattie eds., The Japanese Colonial Empire: 1895-1945, Princeton UP.

http://brightrising.com/pdf211/week10/Bruce%20Cumings%20%27The%20Legacy%20of%20Japanese%20Colonialism%20in%20Korea%27%20-The%20Japanese%20Colonial%20Empire-%20p.%20478-496.pdf

似たような議論としては、

LG Reynolds (1983), “The Spread of Economic Growth to the Third World: 1850-1980”, Journal of Economic Literature.

G-W Shin (1998), “Agrarian Conflict and the origins of Korean Capitalism”, American Journal of Sociology.

CJ Eckert (1991), Offspring of Empire, U of Washington Press

などがまとまっている(最後のは読んでないが)ので、興味のある人は参照して欲しい。Google scholar検索すれば他にも沢山出てくる。個人的にはReynoldsが俯瞰的にまとめていて良いと思う(アクセス権がないと入手が困難だが)。

さて、ここからが本題だ。欧米の碩学達はなぜ「日本植民地政策は有益であった」と結論づけたのだろう。正直、上のリンクを読みやがれの一言で済ませてしまっても良いのだが、一連の議論がある程度まとまっている論文を見つけたので、以下で抄訳してみたい。プリンストン大学のAtul Kohli教授論文なのだが、まず彼は94年に「日本植民地政策は、戦後韓国経済発展に重要な貢献を成した」という論文を発表したのだが、これにS. Haggard(UCサンディエゴ校)、D.Kang(ダートマスカレッジ)、C-I Moon(延世大学)の3人が「いやいや日本の影響なんてたいしたことないから」という反論論文(以下HKM)を寄稿した。これに対して更に「いや、君たちの言うことはおかしい」という再反論をKohliが行った、という流れになっている。この最後の再反論の論文が短くまとまっていて論点も明確なので、これを取り上げてみることにしよう。

1.The economic records and legacies

HKMではKohli論文に対して4点の反論を試みている。まず、日本統治下での韓国経済成長と、終戦後韓国経済成長とを過大評価しているという点。『私の原論文では、主によく知られたS-C Suh (1978)のデータに基づいて、植民地時代の米の生産量は年率2%相当の伸びを示しており、その相当量が土地1単位辺りの収量の増加によると議論している。生産性の向上は、日本政府による計画的な灌漑、品種改良と肥料の使用を反映したものだ。

日本の行動が利己的なものであって、多くの韓国人はこれらの植民政策の恩恵を受けていなかったという不快事実に関係なく、安定的で近代的な農業生産の成長は植民地主義歴史の中でほぼ無類の成果であった。この経験韓国を他のアジア諸国(除日台)から一線を画す存在にした。そして、この経験はその後の韓国経済成長へ貢献する一要素となったことは間違いない。』

HKMはこれに反論を試みているが、『HKM自身が提示した資料によれば、1911年から38年までの植民下の韓国農業成長は3.17%増加しており、私の提示した数字よりも更に高い。』Dehliはなぜ彼らはこの事実をちゃんと議論しないのかと指摘した上で、もう少し細かい議論をしている。さらに他の研究を引いて、Myers and Yamada (1984)は1920年から40年までの農業生産の伸びを年率1.15%、S-C Suh (1978)は穀物生産が25年間で45%、米は30年間で100%増加したと推計しており、『これらのデータを前にして、植民政策下の韓国農業生産と米の生産が植民経済の基準から言ってかなりの増加を示したことを誰が疑うのだろうか?』と問うている。

『より重要なのは、これらの、特に米の生産の成長の源泉は何かと言うことだ。Suh (1978)とMyers and Yamada (1984)の双方が、この時期に耕地の大幅な拡大や、農業への労働者の大量投入は見られないと指摘している。これらが強く示唆するのは生産性の向上である。HKMは生産性の向上はあくまで緩やかなものに過ぎなかったと主張するが、30年間で60%もの生産性の向上(Suh, 1978)を緩やかと表現するのは不可能だ。籾付米の栽培パターンの変化は韓国農業に“生物学革命”が起こったことを示している:品種改良された種籾を使用する水田は倍に増え、肥料の投入量は10倍になり、灌漑された農地は年率10%近いスピードで拡大し続けた(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1894, Ishikawa, 1967)。

これらの改善明治時代農地革命の日本から韓国への計画的な普及の成果(Suh, 1978, Myers and Yamada, 1984)であった。日本植民地政府韓国農業改革の努力によって、“近代的な農業革命が開始され”、日本台湾と同様に、“これはアジアにおける近代農業改革の端緒となったと言って良いだろう”(Myers and Yamada, 1984)。更に、他の研究者達が指摘するように、この革命は終戦後も引き続き行われた。これでもなお、「ユニーク植民地の運営は大戦後の韓国経済発展への足がかりとなった」ことを否定することが出来るのだろうか?』

日本工業政策の影響については、『HKMは3つの伝統的な-そしてあまり説得的ではない-理由から反論している。曰く、工業部門は殆ど日本人が所有していた。曰く、その殆どは北朝鮮に位置していて韓国経済発展には関係ない。曰く、どちらにせよ、朝鮮戦争であらかた破壊されたので関係ない。

日本人への所有権の集中という最初のポイントは説得的とは言えない。韓国1965年以降の経済成長においても、企業所有権はかなり集中していた。こっちは問題ではないとでも?日本資本について言えば、「外国資本ニ支配サレタ工業化ハ真ノ工業化トハ言エナイ」的な議論は、既に説得力を失って久しい。第2に、工業資本朝鮮戦争破壊されたという点は私が原論文で指摘済みの点である。繰り返すが、当時の工業資本の約半数は南朝鮮にあったのである。さらに、南朝鮮にあったのは繊維工場のような軽工業資本であって、北の重工業に比べて輸出産業としては離陸しやすかったはずである。』

Kohliは、更に反論として、脱植民地運動朝鮮戦争破壊からの急速な回復は、韓国人近代工業を運営した経験があったからこそであること、(2) 工業資本戦争破壊されたのは事実としても、知識は消え去らないこと、近年のRomer (1993)などの内省的成長理論においても知識の重要性が強調されていること、などから、日本植民地時代の「正の遺産」は韓国経済発展に寄与したとしている。

2. On the developmental state

政治プロセスの話をしているのだが、「てめーの読み違いだよ」という話なので省略。

3. On the origins of Korean capitalism

『主にEckert (1991)の重要な著作に依って、私は原論文日本植民地主義韓国資本主義が孵化するためのフレームワークを構築した、と論じた。』『HKMはEckertはある特定の例しか研究しておらず、日本植民地政策の影響がなかったとしても、韓国固有の資本主義がいずれ芽生えたはずだ、と主張している。』

これに対する反論として、Kohliは3点の反論を挙げている。(1) Eckert (1991)の“韓国資本主義日本の統治の下で、日本の公式な承認(official Japanese blessing)をもって花開いた”という議論は依然として受け入れられており、仮に例証の少なさが問題だとしても、多くの研究者がいくつもの例証を発見しつつある(例えば、Ho Su Yolの研究によれば、韓国企業家の数と、韓国人所有の企業の規模は、1930年代に共に増加している。(2) 歴史にifはありません。 (3) 『確かに、植民政府利己的な動機で動いていた。確かに、多くの企業日本人に所有されていた。しかしそれでも、その政府で、企業で、多くの韓国人が働いていた。そして、その過程で日本式の資本主義はゆっくりと、しかし確実に韓国に根付いていった。更に言えば、多くの韓国人起業家がそのビジネススタートさせたのはこの時期なのだ (Eckert, 1991)。確かに、有力な財閥企業の多くは大戦後に設立されている。しかし、資本主義というのはある日突然芽生えるものではない。多くの財閥企業(現代、三星Lucky Starなど)の創業者達が最初に事業を興したのは植民地時代なのである。』

5. On the state and lower classes

最後に、日本政府による朝鮮人労働者の使役の問題について。『私は原論文で、韓国での日本人は、きわめて抑圧的でそして日本自身のそれによく似た労使関係の構築に寄与した、と主張した。マネージャー達は若い韓国人を雇い、OJTを施し、愛社精神を植え付け、とんでもない長時間労働を要求し、そして国家権力を後ろ盾として労働組合政治的な活動を禁じた。さらに、“サンポ”システムで「産業愛国クラブ(industrial patriotism clubs)」を組織して経営者労働運動リーダー達を同じクラブの一員とし、彼ら労働運動リーダー達を経営者が雇い挙げる仕組みを作り上げた。この厳格なアメとムチのシステム日本人経営者に「生産性上昇よりも低い賃金アップ」という恩恵をもたらしただけでなく、政治運動を無視して生産性向上に集中させることを可能にした。この仕組みは韓国政府に受け継がれ、その高度成長期まではこの仕組みは維持された。』

以下結論が続くが省略する。残念ながら、この論文大学関係者以外はアクセス権がないので、興味のある方は大学図書館で以下を当たって欲しい。

A Kohli, (1994), “Where do high growth political economics come from?”, World Development.

S Haggard, D Kang, CI Moon (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a critique”, World Development

A Kohli, (1997), “Japanese colonialism and Korean development: a reply”, World Development.

念のために書くが、別に権威ある意見が全てだと言っているわけではない。自分の足でデータを探して考えるのはとても大切なこと。でも、それだけではたどり着けない議論というのがあることも分かってもらえればありがたい。上で紹介したKohliは帝国主義経済発展が専門分野で、日々そんなことばかり議論する毎日を送っているはずだ。そういう人たちがたどり着いた「日本植民地政策にはありきたりのvices(悪徳)と、ユニークなvirtues(美徳)がある」という結論には、それだけの重みがあると私は思う。

2009-01-21

毎朝読対訳:就任演説(7)

http://anond.hatelabo.jp/20090121144441

 Recall that earlier generations faced down fascism and communism not just with missiles and tanks, but with sturdy alliances and enduring convictions.

(M)先人がミサイル戦車を使うのみならず、信念と確固たる同盟をもってファシズム共産主義に勇敢に立ち向かったことを思い出そう。

(A)先人たちがファシズム共産主義を屈服させたのは、ミサイル戦車によってだけではなく、頼もしい同盟国と強固な信念によってでもあることを思い起こしてほしい。

(Y)前の世代は、ファシズム共産主義と、ミサイル戦車だけではなく、強固な同盟と強い信念を持って対峙(たいじ)したことを思い出してほしい。

 They understood that our power alone cannot protect us, nor does it entitle us to do as we please.

(M)先人は軍事力だけが我々を守るのではないことや、またそれを好き勝手に使えないことを知っていた。

(A)彼らは自らの力だけが自分たちを守ったのではないことも、その力が、自分たちが好きなように振る舞う資格を与えたのでもないことを理解していた。

(Y)彼らは、我々の力だけでは我々を守れず、好きに振る舞う資格を得たのではないことも理解していた。

 Instead, they knew that our power grows through its prudent use; our security emanates from the justness of our cause, the force of our example, the tempering qualities of humility and restraint.

(M)代わりに、彼らは慎重にそれを使うことで力が増し、安全は目的の正しさや、他国の手本となる振る舞い、謙虚さや自制心から発することを知っていた。

(A)その代わりに先人たちは、自らの力は慎重に使うことで増大し、自らの安全は、大義の正しさ、模範を示す力、謙虚さと自制心から生まれると知っていた。

(Y)代わりに、慎重に使うことで力が増すことを理解していた。我々の安全は、大義の正当性や模範を示す力、謙虚さ、自制心からいずるものだ。

 We are the keepers of this legacy.

(M)我々はこの遺産を引き継ぐ。

(A)私たちはその遺産の継承者だ。

(Y)我々は、この遺産の番人だ。

 Guided by these principles once more, we can meet those new threats that demand even greater effort - even greater cooperation and understanding between nations.

(M)これらの原理に再び導かれ、解決により一層の努力が求められる新しい脅威に対抗できる。

(A)いま一度こうした原理に導かれることにより、私たちはより厳しい努力、つまり、より強固な国際的協力と理解を必要とする新たな脅威にも立ち向かうことができる。

(Y)こうした原則にもう一度導かれることで、我々は、一層の努力や、国家間の一層の協力や理解が求められる新たな脅威に立ち向かうことができる。

 We will begin to responsibly leave Iraq to its people, and forge a hard-earned peace in Afghanistan.

(M)我々は責任を持ってイラクから撤退し始め、イラク人に国を任せる。そしてアフガンでの平和を取り戻す。

(A)私たちは、責任ある形でイラクをその国民の手に委ねる過程を開始し、アフガニスタン平和構築を始める。

(Y)我々は、責任ある形で、イラクイラク国民に委ね、苦労しながらもアフガニスタン平和を築き始めるだろう。

 With old friends and former foes, we will work tirelessly to lessen the nuclear threat, and roll back the specter of a warming planet.

(M)古くからの友人とかつての敵と共に、核の脅威を減らすために絶えず努力し、さらに地球温暖化とも戦う。

(A)また古くからの友好国とかつての敵対国とともに、核の脅威を減らし、地球温暖化の恐れを巻き戻す不断努力を行う。

(Y)古くからの友やかつての敵とともに、核の脅威を減らし、地球温暖化を食い止めるためたゆまず努力するだろう。

 We will not apologize for our way of life, nor will we waver in its defense,

(M)我々の生き方について言い訳はしないし、それを断固として守る。

(A)私たちは、私たちの生き方を曲げることはなく、それを守ることに迷いもしない。

(Y)我々は、我々の生き方について謝らないし、それを守ることを躊躇(ちゅうちょ)しない。

 ,and for those who seek to advance their aims by inducing terror and slaughtering innocents, we say to you now that

(M)無実な人々を殺したり、脅迫自己目的の実現を図る者に対し、告げる。

(A)自分たちの目的を進めるためにテロ引き起こし、罪のない人々を虐殺しようとする者に対し、私たちは言おう。

(Y)テロ引き起こし、罪のない人を殺すことで目的の推進を図る人々よ、我々は言う。

 our spirit is stronger and cannot be broken;

(M)我々の意思の方が強く、我々の意思を曲げることはできない。

(A)いま私たちの精神は一層強固であり、くじけることはない。

(Y)我々の精神は今、より強固であり、壊すことはできないと。

 ; you cannot outlast us, and we will defeat you.

(M)我々の方が長く生き、そして打ち負かす。

(A)先に倒れるのは君たちだ。私たちは君たちを打ち負かす。

(Y)あなたたちは、我々より長く生きることはできない。我々は、あなたたちを打ち破るだろう。

 For we know that our patchwork heritage is a strength, not a weakness.

(M)我々の多様な出自は強みであり、弱みではない。

(A)なぜなら、私たちの多様性という遺産は、強みであり、弱点ではないからだ。

(Y)我々のつぎはぎ細工の遺産は強みであって、弱みではない。

 We are a nation of Christians and Muslims, Jews and Hindus - and non-believers.

(M)キリスト教徒イスラム教徒ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、そして無宗教者の国だ。

(A)私たちの国はキリスト教徒イスラム教徒ユダヤ教徒、ヒンドゥー教徒、そして無宗教者からなる国家だ。

(Y)我々は、キリスト教徒イスラム教徒ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、それに神を信じない人による国家だ。

 We are shaped by every language and culture, drawn from every end of this Earth;

(M)地球上の津々浦々から来たあらゆる言語と文化で形作られている。

(A)世界のあらゆる所から集められたすべての言語と文化に形作られたのが私たちだ。

(Y)我々は、あらゆる言語や文化で形作られ、地球上のあらゆる場所から集まっている。

 ; and because we have tasted the bitter swill of civil war and segregation, and emerged from that dark chapter stronger and more united,

(M)内戦南北戦争)や人種差別という苦い経験もしたが、その暗い時代をへて、我々はより強くなり、きずなも深くなった。

(A)私たちは、南北戦争人種隔離という苦い経験をし、その暗い歴史の一章から、より強く、より結束した形で抜け出した。

(Y)我々には、南北戦争人種隔離の苦い経験があり、その暗い時代から出てきて、より強く、より団結するようになった。

 , we cannot help but believe that the old hatreds shall someday pass; that the lines of tribe shall soon dissolve;

(M)かつての憎しみはいずれ消え、我々を分け隔てた壁はいずれ消える。

(A)それがゆえに、我々は信じる。古い憎悪はいつか過ぎ去ることを。種族的な境界は間もなく消え去ることを。

(Y)我々は信じている。古くからある憎しみはいつかなくなり、民族を隔てる線も消えると。

  ; as the world grows smaller, our common humanity shall reveal itself;

(M)世界が小さくなるにつれ、我々が共通に持つ人類愛が出現する。

(A)世界がより小さくなるにつれて、共通の人間性が姿を現すことを。

(Y)世界が小さくなる中で、我々に共通の人間愛が現れることになると。

; and that America must play its role in ushering in a new era of peace.

(M)そしてアメリカ平和の時代をもたらす役割を果たさねばならない。

(A)そして、アメリカは、新たな平和の時代を導く役割を果たさなければならないことを。

(Y)米国が、新しい平和の時代に先駆ける役割を果たさねばならないと。

2007-08-09

GAKIZINE ヘッドライン

ロシアシベリア奥地にある要塞写真だそうです。

詳細は以下の通り。

English Russia ?? An Ancient Fortress on the Island

http://englishrussia.com/?p=1206

イギリスの海岸に巨大なレゴロボットが現われたそうです。

誰が置いたのか分からないです。詳細は以下の通り。

Jumbo Lego man all washed up : thewest.com.au

http://www.thewest.com.au/default.aspx?MenuID=29&ContentID=36837

大きな黒い壁のようなもの、これ実は世界最大の写真なんだそうです。

これを作ったアーティストギネスブックに申請するとか。

詳細は以下の通り。

The Legacy Project

http://www.legacyphotoproject.com/index2.php

2007-05-06

コミュニケーションを積み重ねて動的に物語を生成する

手元にある「幻夢年代記」(著:安田均 '89.8ビジネスアスキー刊)によれば、仰るとおりクリスクロフォードデザインしたゲームで、タイトルは『Trust & Betrayal :The Legacy of Siboot』(MINDSCAPE)。同書で'88年の4月に紹介されてます。

anond:20070506173616

わー、ありがとうございます!

どうも昔から私は、複数の人とコミュニケーションをとることで物語が動的に生成されるゲームが好きで(そういえばTRPGなんかもそうだわ)、そういうものの根幹としてすごく印象に残ってたんですよね。このゲーム

ノエルとかガンパレとか、コンピュータゲームでもこういったゲームがときどき出てくるので、未来ゲームはそういうのがもう少しあればいいなあとか思う。

http://anond.hatelabo.jp/20070506171612

カキコの者ですが。

手元にある「幻夢年代記」(著:安田均 '89.8ビジネスアスキー刊)によれば、仰るとおりクリスクロフォードデザインしたゲームで、タイトルは『Trust & Betrayal :The Legacy of Siboot』(MINDSCAPE)。同書で'88年の4月に紹介されてます。

しかし、こんなマイナーゲームの話がいきなり通じるとは思わなかったので、ちょっと驚いている俺ガイル

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