はてなキーワード: 学祭とは
特定されるのが怖いんで曖昧にしか書けないけどね。
大昔、とある学祭の演劇の筋書きを担当した事があった。当時のトレンドだった人種差別やらが題材のもので、最終的には全員が手を取り合って笑顔でハッピーエンドという、まあ、子供に夢を見させる程度にはちょうどいいかな、というレベルの作品だった。
脚本はすんなりと完成し、劇の準備は着々と進み、本番が間近に迫ったある日、とある生徒達(その演劇を行うクラスではない)の保護者若干名が学校に訪れた。
「とあるクラスで、(前述のような筋書きの)演劇を行うというのは事実か。」
「事実だ。」
「自分達は『とあるカテゴリ』に属する者達を代表してここを訪れた。演劇の内容を聞くに、我々への差別を意図する表現が認められる。直ちに修正せよ。」
「そのような意図は(当然だが)全く無い。最終的に全員が手を取り合う結末が用意されてある。」
「そのような反論は認めない。」
と、このような押し問答を1、2時間ほど続けたわけだが、埒があかないので最後にはこちらが折れた。彼らは「十分な修正がなされなかった場合、法的な措置も視野に入れているのでそのつもりで。」と我々に念を押して帰って行った。俺は早速脚本および台本の修正に取りかかった。
それから数日後、その演劇からは「そのカテゴリの人々」は完全に消え失せていた。劇中の世界からは「そのカテゴリ」は完全に存在しない事になった。もちろん、最後に手を取り合うシーンからも「そのカテゴリ」は消去された。具体的な「差別的表現」が不明だったのと、修正に費やせる時間が殆どなかった事による苦肉の策だった。
正直なところ、「法的な措置」は覚悟していた(当時は独身だったし)。同僚も皆俺に同情的だったし、上司達も「何かあっても次の仕事は何とかしてやる」と耳打ちもしてくれていた。しかし学祭は何事もなく無事終了。未だ彼らから抗議がなされたという話は聞かない。
だが、突然の台本大修正に生徒達は猛反発したのは言うまでもない。事情の説明は最低限に止めたが、修正の内容が内容なだけに生徒達が状況を把握するのに時間はかからなかった。結果として「そのカテゴリ」は、「俺たちの邪魔をする嫌な奴ら」として彼らの記憶に残った。
「みんなで力合わせて頑張ろうよ!」
「なんでやる気ないの?」
「せっかくみんな一緒に頑張ってるんだから、練習しなきゃ!」
「やる気ない人がいると、みんなに迷惑かかるんだよ?」
とどめに「中学生活最後なんだよ?」+泣き落とし。
校内イベントを前にしての、やる気のない男子とせっつく女子というのは日本全国津々浦々にわたっておなじみの光景だと思う。学祭とか合唱コンクールとか。
奴らの唱える魔法の呪文は、いま思い出しても胃がむかつきはじめるほど不快だ。ネタにできるくらいには過去の話になったけど(ちょうどさっき、友人がふざけて呪文を詠唱しはじめて爆笑させられた)。
あの手の決まり文句がなんでイラつくのか考えてみたんだけど、これは大きく分けて2つの言葉で説明できると思う。「数に任せた同調圧力」と「価値観の押し付け」。
奴らは「いろいろあったけど一致団結して目標にむかって取り組んだ輝かしい思い出」を作りたい。そのこと自体には異論はない。思い出はいつの間にか出来上がってるもので、わざわざ捏造するようなものではないとも思うけど、まあそれはいい(起伏のない日常がどうたらこうたら、某ワゴン車のキャッチコピーのごとく「モノより思い出」を重視するように女性は出来ているうんぬんかんぬん)。
思い出作りはいいとして、そのために(無意識にせよ)狡知を凝らして集団を動員しようとするのが、たまらなく不愉快なんだよね。「思い出が欲しいから協力してくれない?」って素直に頭下げればいいのに。まあ無理か。
ともあれ、こういうイベントって前提として数十人が協力しなきゃいけないから、どうしても気の進まない人間が出てくる。男子の大半とか。
そこでどうするかっていうと、まず「数に任せた同調圧力」。こういう状況では女子は団結するので多数派となって、学校行事というお題目も手伝って同調圧力が働く。そこで登場してくるのが「みんな」という葵の御紋だ。「頑張ってるみんなvs迷惑をかけてるあんたら」という構図に持ち込めば、日本人はなんだかんだで従わざるを得ない。水戸の御老公乙。
これはこれでイラつくのだけど、もっと気に食わないのが「価値観の押し付け」。「今頑張らないと将来絶対後悔するよ!」って、おまえは俺のオカンか、細木和子かっつーの。同格と見なしている存在に説教されるほど、腹立たしいことはない。
実のところ、後悔するのは誰かって、当の女子なんだよね。それを外部に投射してくるのもまた不愉快。俺はおまえじゃない。
こんなの社会じゃ当たり前の光景だって言うかもしれないけど、社会化の過程にあるからこそ反発する。ただでさえ敏感な思春期だし。そういう意味では、同じイベントでも高校になると、あんまり「真面目にやれ」「協力しろ」と踏み込まれなくなるのも必然なんだと思う。女子は女子で、適切な距離を学ぶから。
勝てない、辛い、と思ったら即逃げてしまうようになってしまったのは、
遡れば中1の部活からだったような気がする。
俺が中学生の頃は、バリバリのスラムダンク世代ともいえる時期で、
当時の俺はその例にもれず、その地区でそこそこ強豪といわれてたバスケ部の門をたたいた。
運動は得意でない、でも何とかなると思った。
何ともならなかった。絶望の毎日だった。
そもそもボールを持った時頭が真っ白になり、何もできない。
そのうちなめられて俺にボールがきたら何人も群がられなにもできず被スティール。
そもそもちょっと早いパスになるととれなくなる。指が痛い。
そのうちなめられてボールがこない。くるのはそもそも捕らせる気のない、おふざけの剛速球。
このあたりでレギュラー候補の同級生には軽蔑され、それ以外にはストレスのはけ口にされる生活に。
だんだん嫌になって、同じく何にも出来ない子と部活をさぼるようになった。
そんな生活を半年続け2年に進学する時、俺は両親の転勤の都合で別の中学へ引っ越すことになった。
2年生、今度こそはと入ったハンドボール部。
サボることなく、卒業まで続けることができた。
いや、なんどもサボろうとしたけど仲良くなったキャプテンがそれを許さなかった。
でも、何もできなかったことに変わりはない。
顧問にセンスがないと一言いわれてへこみ、それをバネに努力することもせず、結局スタメンに選ばれるどころか
候補に挙がることすら1度もなかった。
高校はそんな努力をすること自体が苦痛で、でも部活に入るのが決まりだからって卓球部で幽霊部員。
残るものと言えば、同じ時間をなんとなく過ごしてきた部員とのなんとなくの繋がり。
大学でもサークルで学祭の店のリーダーをやるも、計画性の無さと人間関係のトラブルを全て他人におしつけ、さぼり、
連絡に来る携帯のバイブに怯え何がしたかったのかわからないまま終わってしまった。
もう少し、自分に暴力的な、暴走してでもいいからなにかエンジンみたいなものがあれば。
たとえば初めてバスケットボールを顔面に近距離で剛速球で投げられた時、
ただ泣くだけでなく全力でボール投げ返すことができていれば。
なにか変わったのだろうか。
おめーにだけは負けたくない、そう心から思って何かにとりくめる人間は強いと思う。
そりゃ動機は負の感情かもしれない、何かトラブルを起こすかもしれない。
けどそういった人間の爆発力には何か、とても憧れてやまないものが入ってる気がする。
なんでこんな事を書いたかっていうと、社会人1年目の今、同期と差が開いてきた気がして、
しかもそれが俺自身がさぼっている、+客にびびっちゃってるのが原因で、
その原因がわかっていながらもう嫌になっちゃって、また今日もサボるという悪循環を
繰り返してしまったから。
自分なりに何とかしようと、本を読んだり戦略練ったりはするものの、実行に起こせない。
アウトプットできないなら本とか読んでも全く無意味じゃないと、
わかっててもできない。
染みついた負け癖逃げ癖不利になったら放棄する癖が
どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもとれない。
一回ドロップアウトしてしまったらもう戻れないのかな。
家に帰ってきた今は、こんなにやる気なのに、
寝て目が覚めたらまたいつもの日常になってしまいそうなのが怖い。
恋愛関係の話題によく出てくる「ただしイケメンに限る」のフレーズ。
そのとうりだって思っている非モテ諸君よ、少し考えてみて欲しい。
俺もいない暦年齢の非モテだから言えるのだが、
イケメンに限らないからこそ不愉快になったり理不尽さを感じるんじゃないのか?
えなりかずきが美女を連れているのとどちらに理不尽さを感じる?
「そんなの現実にはありえない。」
だって?ちょっと待った。俺の話を少し聞いてくれ。
俺の周りではここ半年の間に、そういう出来事が起きているのだ。
サークルの「もてない四天王」と呼ばれていた、さえない男達の中の3人が、
「もてない四天王」達がどれくらいすごいかというと、
学祭の模擬店を出したときに付いたケチャップが残っているジャケットを気にせず着ている奴、
(ちなみに学祭は1ヶ月近く前)
半年近く髪を切っていない奴などとにかくひどい。
これで嫉妬しない方がどうかしてる。
ちなみに「もてない四天王」の残った一人は俺。
「ただしイケメンに限る」のじゃなかったのかよ!
オタク部所属だったんだけど、おたく話も出来る普通に明るい良い子だった。
校内同学年の彼氏とも付き合っていた。とても高校生活を満喫しているように見えた。
卒業が近づいて、彼女が彼氏と別れたことを知った。 「もうあんな男の顔見たくもない」と言っていて驚いた。
あんなに部活中もラブラブだったのに、男女の仲は私にはまだ分からないなあ、皆進んでるのう、とか思った。
彼女は入試間際になってデザイン系に興味が出た、と言い結局名前が全く知られていない大学に進学した。
部活中あんなに夢を語っていたのに、それに対する努力はしていなかったんだな、と初めて彼女に凄く黒い気持ちで落胆した出来事だった。
その頃から友達の変化をじわじわと感じるようになってきた。
***
進学で私は上京したこともあり、彼女とメッセンジャーでお互いの学校や近況を話したりした。
その頃mixiを知って、私は高校時代の友達とマイミクになり近況を読んだりコメントしあって、
帰郷しなくても友人の愚痴や嬉しいことを聞いたりコメントすることが出来て、それは独り暮らしの身にはとても励みになった。
彼女の日記は学祭運営委員を頑張っているという日記を書いていて、応援できたし行動する人はすごいと思っていた。
帰省したときにも一緒にご飯食べたりしてやっぱり変わらないなあwwwとか好きなアニメ話したり楽しくやってた。
(中国人留学生の彼氏が出来てラブラブなのv と、のろけを聞いたときはさすがにもにょったけども、幸せなら良いかと思って笑顔でスルーしてしまった)
***
それが大学3年の後半… 就活が早い人は始めていて、mixi日記は活気づいていた。
彼女一人を除いて。
彼女の日記はその頃には専門用語だらけで良く解らなかったんだけど、たぶんFFのオンラインゲームを始めてたんだと思う。
大学生だし、節度守ってオンラインゲーム遊ぶのなら全然構わないよねと思っていた。 楽しいし。
だけど、結局彼女は大学卒業した今も現在もゲームを続けている。
***
今年の3月には、ほとんどみんな大学卒業して(留年や浪人で1年ずれている人もいるけど)、
就職したり、フリーで頑張る子もいたり、みんなもうばらばらの人生を歩み始めている感じだった
私も何とか今年の3月下旬wwに就職を決めて今働き始めているに至るんだけど。
けれども彼女だけが止まっていた。 相変わらずゲームのプレイ日記は続いていて、高校時代の共通の友達はあからさまに彼女から離れていった。
例えば、
創価学会に入ってる両親が嫌いで早く抜けたい、とか
ハローワーク行ってみた、トンデモ求人多くてワロタwww(真剣に職探ししている気は全くない感じ)、とか
実は私は本当は両親の子供じゃなかった。とか
ぶっちゃけ、その苦しみは誰にも分からないよ。みんな自分の人生で精一杯なんだよ。
表面で同情することは出来るけど、その苦難から抜けるのはもう22歳も過ぎた自分の責任じゃね?って
日記には高校時代と変わらず、夢を書いているんだけども(デザイナーになりたい、とか華やかな職業に憧れているぽい)
もう、彼女がそれに対して努力をしているようには到底思えなくなってしまった。
家を出たい、両親が嫌いだとあんなに沢山日記に書いている同じく手で、
オンラインゲームのプレイ日記を書いていたら、おまえどんだけ、って思わない?
その生活費は誰が出しているんだ 通信費は、PCは誰が買ってくれた、食費は、光熱費は、雑費は??
…すぐに就職しろとは言わない、まずはバイトで良いからとにかく働け。
自分で金を掴んでからそう言うことを言えと、日記を読むたびにイライラするようになった。
メッセや携帯メールで就職関係や家から出たいと相談を受けたこともあって、
真剣にこちらは考えて返信した直後にmixi日記が上がっていて、期待して開くとプレイ日記で。
もうな、どんだけ。
最近は同期の高校や大学時代の友達が研修で泣いていたり、仕事が辛いと愚痴を吐きながらもしがみついて頑張っている頃、
「ニコ動おもしれーww」な日記を日中に3つも、4つもあげてる。
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もう私の心は彼女から完全に離れていた。
マイミク管理画面から、彼女を 『「マイミクシィ最新日記」に表示させない』 を選択してブラウザを閉じた。
今日はターミナル駅に行って買い物して部屋を改造した。 働いたお金で自分の城を造るのって楽しいよね。
スイーツ(笑)も買って帰って、
晩に、上京して独り暮らし始めたばかりの友達と一緒にご飯作って食べて寝て、ふと目が覚めたのでこれを書いてみた。
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23時追記
こんなにブクマ付くとは思わずw なんか謝りたくなる…
自分自身も大学時代はバイトも学校も通ってたけど、精神的に引きこもりに近い状態だったので、
ブックマークのコメントにもあったけど 昔の自分を見ているようで駄目なのかも知れない。
自分に優しくしてくれる人が欲しかったら、外に出て声に出して、いろんな人と出会わないとなーと、最近思ったりなんかしちゃってw
昔の自分を捨てたいんだよねきっと。
ブコメ読んでて、たぶん文章書き切れてなかったんだけど
彼女が徐々に「寂しかったら、生活苦しくなったら、自分が何かできなくても、男の人に頼ればいいや」って感じの人になってしまっていたのも、かなりガックリきたんだと思う。
これは確かに女特有の感覚かもしれない
就職活動時期って女には働きながら結婚や出産とか将来できんのかなー?と不安になる時期だと思うんで
その時期は、女友達とちょっと重い会話するとそんなネタばっかだったのもあり。
でもこれは明らかに私の嫉妬だよね。醜いわな。
そういう嫉妬する気持ちを思い出したくないので、今は彼女を見ないで前向きっぽくいこうかなと思ってるのかも。
あと、社会人生活にいっぱいいっぱいすぎて、先輩格好良すぎて、
生き残るのに必死ですごいのを見て、そう言う空気に当てられてるんだと思う。