はてなキーワード: メイドとは
小学生のころ、父親の仕事の都合で東南アジアに住んでいた。その国では、日本人が住むようなマンションには全室に「メイド部屋」があった。もちろん、家賃で言うと日本では普通のランクのマンションだ。部屋の広さ、内装も、日本のそれとさほど変わらなかったように思う。ただキッチンの奥に、学校のトイレのようなタイルの床の、薄暗い、日の当たらない部屋があった。部屋の中には洗濯機、古びたパイプベッドが置いてある。さらにその奥に、表の住居部分とは比べ物にならない程、侘しく清潔とは言いがたいシャワー付きトイレが配置されていた。
そこは、住み込みのメイドさんが住む部屋だった。掃除・洗濯・食事の用意をする使用人を、駐在員が各家庭に持つような国だったのだ。その座敷牢のような様相は子供心に薄気味が悪く、両親も嫌悪感を持ったようで、「メイド部屋」は物置として使われるようになった。なにしろ家族が住まう部分との格差があまりに露骨で、とてもじゃないけれど人を住まわせるような気になれなかったのだ。
断っておくと、父は格別高給取りだったわけではない。単なる地方公務員で、平均的な月給の他に海外勤務手当てで色がつく程度。少なくとも日本で使用人を雇うような収入ではなかった。
けれど、この国では物価が違う。日本人はあまり無理を言わず気前がいいので、メイドの勤務先としてはとにかく人気が高かった。フィリピン・中国からの出稼ぎのメイドさんから猛烈な営業、アピールを頂くのだ。かくしてついに母が根負けしてしまい、日本ではごく普通の一般家庭の子供であった私が、いきなり「お嬢様」になってしまったのである。
我が家にやってきたのは、フィリピンからの出稼ぎの30代の女性で、アフォンさんと言った。今になって思えば何故名前につっこまなかったのか不思議でならないが、カタコトの日本語を話していたし、仕事も丁寧だったので、本当にアフォではなかったはずだ。彼女にとっては「メイド部屋」が夢のような住空間であったらしく、当然のように住み込みを希望したが、母は上記の理由から頑として断り、通いで来てもらうことになった。
生まれもっての「お嬢様」でない限り、大の大人が自分の言うことをハイハイと聞いてくれるシチュエーションは人格形成の妨げにしかならない。朝、散らかしたままで学校に行き、帰宅すると自室が美しく整頓されているのだ。洗濯物はきれいに揃えられ、窓はピカピカ、ちょっとした買い物も行ってくれる。調子にのった私は、すぐに自分で片付けるということをしなくなった。
母はそれに危機感を覚えたらしい。しばらくして、自分のことは自分でするよう私と兄にきつく言い含めた。けれど、さして広くもないマンションの中で、私と兄の部屋掃除をしないとなると、アフォンさんのやることがなくなるのである。食事は母が作っていたし、リビングの掃除をするにも限界がある。そこで、勤勉なアフォンさんは、家中のありとあらゆる布製品に、ノリをかけてアイロンを当て始めた。私の制服のプリーツはもちろん、カーテン、ティッシュカバーにいたるまでパリッパリにしたのである。そのノリのスプレーをかける作業場にしていたのが、くだんの「メイド部屋」。繰り返して言うと、そこはトイレのようなタイルの床だった。
最初の被害者は父だった。洗濯機が置いてあるその部屋に足を踏み入れたとたん、ノリがかかってツヤツヤになったタイルに滑って転び、足の指を骨折したのだ。次いで兄が足首を骨折。私も同じように足首を捻挫した。アフォンさんが来て数ヶ月で「メイド部屋」は、恐怖の「骨折部屋」になってしまったのである。
決してアフォンさんに悪気があったわけではない。仕事熱心だっただけなのだ。そんなアフォンさんに私たち家族が何を言えるというのか。もともと私たちはご主人様たるメンタリティなど持ち合わせていない。あくまで「お願いして手伝ってもらっている」のであり、やはりどこか対等で遠慮しているふうでもあった。人に対して、あれこれ上からものを言えるぐらいなら、最初から「メイド部屋」に住み込んでもらっている。
結局、人のいいアフォンさんは、私たちが帰国するまでの間、その部屋でアイロンをかけ続けた。私たちは、その3年間で幾度となく転び、怪我をし、「メイドを雇うと骨折する」という教訓を得た。日本で、一般的な家庭に戻った今となってはメイドを雇う余裕など微塵もないのだけれど、とりあえずそれだけは魂に刻まれている。
現時点では不出来。
大雑把に聞いても不自然な部分だらけ。
http://www.youtube.com/watch?v=6ItW80eWrYs
これでもかい?
それでも「だらけ」っていうなら何を求めているの?
ひょっとして人間と比べているのか!?ww
ちょっと用が有って行くことにしていたのだが、事前に店とか価格とか調べるていると何かと「9月6日(木)から○○キャンペーン」みたいに今日の日付がついている。
何の事やらと思っていたらソフマップが新装開店だそうで、それにあわせた集客の措置のようだ。
当日の今日、暴風雨の中出掛けないといけないかもなと憂鬱だったのだが、幸い雲行きは限りなく怪しいが小雨が降るぐらい。朝のうちにさっさと用事を済ませて新しいソフマップに行ってみた。
平日だし暴風雨になりそうな気配のせいか人がオープン初日にしては思ったより少ない。店員さんと偵察業者の方が多くないか?なんて。
そしてなぜか同じ商品を手にした似つかわしくないオヤジ軍団がせわしなくお帰り。目玉品の転売ヤーかねえ。半分は家電で時計売り場まであるのは奇妙な感じがした。半分ビックカメラなのかな?そしてなぜか空間が白く、密度感に欠けるような気がした。展示のプロならなんか分かるかもしれない。
石丸電気は全面改装だそうで今日に合わせて売りつくしセールをしていた。
パソコンというコアがぼんやりとし、オタクやメイドなんて陽炎のようなものに商売をかけるわけにも行かず、秋葉原は再編の最高潮を迎えるところなのだろう。
アキバとか池袋とかの癒しスポットとしてテレビで紹介される某“耳かき専門店”だけど、あれはどう見ても建前上は“ヌキ”なしなだけの風俗だろう……。
じっさい、サービスが行われる部屋には、エロいお店でお馴染みの「おことわり」の張り紙(違反行為を行った方は……というアレ)が掲示されているし、池袋の店構えなんかは、どう見てもその辺のヘルス店と変わらないので、入るだけでも相当の勇気が必要そうだ。人によってはあの立地だけでもドン引きすること請け合い。
一部のメイド店なんかも含めて、とても健全なサービスとは思えない類の店舗が、“人気の癒しスポット”みたいに煽られちゃうのは、テレビ屋さんの感覚が歪んでいるとしか思えない。それともアレか、真昼間から大々的に紹介することで、健全であることを強制するというさりげない心遣いか。
風俗店ぜんぶ無くなれ!とかは思わないけど、ピンク色に染まっているアキバの裏側に侵食してきているモノとかに無自覚に“萌え??”といっていられるオタ(いや、彼らはオタですらない下半身に脳がある新生物かもしれんけど)を見てなんだかなーと思う今日このごろ。池袋は……まあそういう場所だからどうでもいいや。
そうなの?と思ってちょっと検索したがそうなんだね。
どっちにしても常用でメイドなのにわざわざメードとしてもあんまりメリットは無さそうだなぁと思うのには変わりが無いけどね。
どっちでもいいっちゃあどっちでもいいか。
面白いマンガってのはあまりにも多すぎるので、話題の「熟練」も加味して。
「よつばと!」(言わずもがな)
「げんしけん」(8巻、9巻付近のネームの上手さはびっくりした)
「エマ」(途中から精神と時の部屋に入ったみたく漫画が上達する。メイドの着替えだけでたっぷりページを持たせる上手さ)
「フラワーオブライフ」「大奥」「きのう何食べた?」(よしながふみの人物観察の深さは素晴らしいし、それをわずかなページ数に落とし込む技術がどんどん洗練されている。それの結集が「きのう何食べた?」だと思うが、まだ単行本がないので「大奥」「フラワーオブライフ」ら近刊を補足としてあげる)
「STEELBALLRUN」(荒木先生はまだまだ上を目指されております)
「ヘルシング」(これも途中で大化けした)
追加「夢幻紳士 幻想篇/逢魔篇/迷宮篇」(まず絵が熟練。線一本だけで妖艶。三部作通した構成の上手さもさすがベテラン)
「おおきく振りかぶって」も面白いんだけど、まだ「熟練」じゃないかなーって思う。どうでもいいが、よしながふみへの愛が長い。
あと最初から「熟練」はしてなかったんだけど、最新刊or最終巻では熟練したなーと感じる漫画って多いね。
すまんぬ。
幻想の中のご主人様ってのは、うーん、能動的に動いて私の欲望を満たす人…くらいに考えてた。
「私は受身の状態」だけど、まぁ「私の望まないものは与えようとしない」くらいの存在を仮定してた…。
脳内なら問題ないレベルの設定かなぁと。もっと都合の良い言葉は無いものか。
だって残り二つだと…うーん…ええと、言い訳が思いつかない。
ごめんなさい私の幻想がこの単語を選ばせたに違いないのですよきっと。
でもそして聞きたい事があったのです。
執事ってどういう位置づけ?
後ろでひかえてるの?それとも自らアクティブに動くの?
ベッドの中では攻めも受けもこなすの?責めも受けもツンもデレも無口も饒舌もこなせちゃうメイドみたいな全天候対応型汎用属性だったり?