勘違しないで欲しいけど、褒めてるから。
何にでも勝手に悪意を見いだすカスに絡まれたくないから最初にそこをハッキリさせておく。
偉いよワートリの作者は。
「かーっ、地道で普通の努力を淡々とせずに背伸びばかりの勘違い雑魚は一生雑魚確定!」とかさ、自分が週刊連載から逃げて月刊でのんびりやることを選んだという負い目から普通は書けないと思う。
でもそこで作者の変な自意識のために作品の展開に縛りを入れたらストーリーが歪んじゃうんだよね。
自分の逃げは自分の逃げ、作中の努力論は作中の努力論として分けて書けるのは素晴らしいことだ。
なかなか出来ることではない。
何が凄いってそこに自嘲や自省の匂いを感じさせないこと。
ただ何事もなかったように「無駄な背伸びをするな」「地道にやれ」「お前は下駄を履かされてただけだ」「短いスパンで区切ってPDCAを回した奴は成功してる」と書いてみせるのは離れ業とさえ言えるよ。
俺なら無理だな。
自分なりのプライドというか、偉そうに人生訓を解くときの自分なりのルールに縛られて「いやーこれを苦笑いもせずに書くのは人道に反するわ」と自意識過剰なブレーキをかけてしまっただろう。
それがない。
要するにてらいがないんだよな。
体を捨てることが出来るとでも言うのかな。
凄いわ。
お前にわーとり作者と同じ腰痛になる呪い掛けた 覚悟しとけ
🐊「…死ぬ…だろうな」 🐊「だがそんなことはもちろん覚悟の上だ」