2024-07-29

しょうゆのやつ「ランチャーム

アレ、いくら覚えたところで数年間思い出す機会がなくてその間にまた忘れるだけじゃない?

同じような、言う頻度のすくない小物の固有名詞の中でも群をぬいて忘れるよねアレ。

名前も形も独特で覚えやすいじゃんって人もいるかもしれないけど、

覚えやすさとかよりも「敢えてそれに意識を向ける機会の少なさ」がすごすぎて忘れるみたいな。

だってアレを使う時に「自分があの容器を使ってる」って意識がまずないもん。

アレを使うとき意識が向いてるのはあくま

醤油をかける対象物」だろうし、その次に意識をむけるとすれば「中にある醤油」だからね。

そもそも「容器」というものには容器そのものよりもその目的とか内容物に意識が向くようなイデア的な特性があるのでは。

まれついての影武者みたいな。

たとえ魚の恰好してようともなんも意識しない。

中身が見えることでさらに容器よりもなかみの醤油意識が向きやすい。

あの容器は二重の意味で透明化されてるね。

その点バッグクロージャーはいいのよバッグクロージャーは。

まず名が体をあらわしてんじゃん。

あれは忘れても気合で思い出せる余地がある。

そして「容器ではない」。

バッグクロージャーがそれ自体として働いているという存在感

外界と袋の中身との結節点を、パッケージ全体の中心部で生み出す力強さを持っている。

存在の力の強さが段違い。

あれに比べると「ランチャーム」は、ね。

たぶんだけど小学生とか若いときに覚えたら一生覚え続けられそう。

ただ貴重な小学生時代の脳を「ランチャーム」をおぼえることに使ってしまうのはちょっともったいない気がするよね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん