2024-05-19

後世に遺したいこと

納豆チャーハンが好きなんですよね。お昼に困った時はいつも使っています。100円くらいでできるのに食べて得られる満足感はそんじょそこら外食よりもよほど大きいです。ジャンクフードを食べた時のような快感を得られながら体にもいいです。

恥の多い人生を歩んできました。誇れるものなど何もありません。でもふと、納豆チャーハンを食べている時に、自分が死んだ後もこの幸せを誰かが享受できているのならばそれは私が生まれてきた意味と言えるのではないかと思い、今まで磨き上げてきた秘伝のレシピを書き残しておこうと思いました。

材料(1人前)

納豆(タレつき) 3パック

・卵 1個

ご飯 1合

ごま油 大さじ1

・味塩胡椒 3振り

ご飯 1合

1. 納豆(タレも)と卵をボウルにいれ、よく混ぜます納豆にはたまにカラシが入っている製品もありますが、絶対に入れてはいけません。捨てましょう。

2. フライパンごま油をしき、1を炒めます。ここがこのチャーハンポイントになりますが、よく炒めて下さい。このよく炒める、というのがポイントです。粘りなどは一切出ないようにして下さい。以前、このレシピを友人に伝えた時、納豆のよさは粘りじゃないか、と笑われました。そのバカとは依頼連絡をとっていません。納豆のよさが粘りだ、というのは本当でしょうか?確かに納豆ごはんにおける粘りは粘り自体に強い旨みがあるように感じます。でも欲しいのは粘りに潜む旨みであって、粘りそのもののくっつく、伸びる性質不快なだけではないでしょうか?納豆チャーハンにおいては粘りは粘りとしての性質を失うものの、旨みは米に残ります。そのことを見落としてこの炒めの工程を軽視した友人を私は心から軽蔑しています

3.米を加えて味塩胡椒を振ってください。そのままパラパラになるまで炒めてください。

4.鍋肌に醤油を垂らし、軽く炒め合わせたら完成です。

とにかく納豆をこれでもかと炒めるのがポイントです。ぜひ作ってみてください。もし作ってみて味がイマイチだな、と思ったら、きっと炒めが足りないのだと思います

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