2024-05-05

さよならオナホール

初めてオナホールを使ったのは中3の時だった

兄の部屋で箱に入ったふにふにした物体を見つけて、それがオナホールだと分かるにのにもちんぽを入れるのにも気づくまでに数日かかった

恐る恐る入れてみると、入らない

当然である、ローションも無しでは入らない

翌日、ローションを買えるわけもなく、ベビーオイルを買ってそれで入れてみた

不思議感覚だった、生まれて初めて知る性器

やさしく包まれ感覚

夢中になって私は腰を振ったり、やたら動かしてみたりした。真夏だったので下半身が暑くて暑くてたまらなかった。だが射精はしないもの

それからもしばらくはそのオナホにお世話してもらった。母と兄は昼間いないことが多く、私だけの時間結構あったのだ。母の車が見えなくなったのを確認したらすぐさま押し入れに隠したオナホベビーオイルを入れ、腰を振っていた

当時、恋人が居なかった私にとってそのオナホが唯一のセックスフレンドだったのである

PCエロ本も無かったので、夢中になってたゲームロリキャラの裸を想像し、抜いていた

柱にオナホ押し付け、声を荒らげながら

幸せな日々だった、同級生の中でかなり大人に近づいた気がした。月にいつか手が届くとも思わなくなったし、女を本物の女を知ったような気もしていた。

だが、そんなある日

押し入れにしまってあったオナホールがない

家の中いっぱい探しても会えない

多分、母親なら知ってるだろうが聞けるわけが無くてそのうち無いと諦めた

だが、私はさびしくてさびしくてさびしかった

初めての恋、初めての一人えっち、初めての感覚

まるでずっと手を繋いで学校に通っていた幼なじみ引っ越ししまったような

私はそれで今もそのオナホールと同じオナホールを探している。そしてその時はやっと言うのだ

さよならオナホール

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