ここ(匿名はてな)で最初に書いた嘘は私に姉がいるという話だった。実際は姉ではなく、兄なのだがそのまま書いたら特定されるなと思い、姉にした。思った以上にそれはウケなかったが、自分的には満足だった。ある日、政治ネタをまるで中学生が書いたみたいに投稿したら、いくらかブクマを貰えた。それがきっかけで毎日のようにありもしない話をここに投稿する様になった。死んだ父親のことをまるで生きている様に書いたり、嘘の友人を登場させたり、独身なのに妻がいるなんて書いたりまあ色々やったよ。どれも自分的にはいい感じだったけどブコメなんか精々50止まりで
そんなある日、いつもの様に嘘話を思いついたので、メモに書いてみるとなんだかもっとめちゃくちゃに描きたくなってしまった。そして、出来たのはあまりにファンタジーだった。これは流石に不味いなとは思ったが、消すのもあれだし小説サイトに投稿してみた。すると思ったよりウケた
嬉しかった、ここでいくら嘘話を書いても虚しくなるばかりなのに、別のサイトで嘘話を書いたら
虚しくなるどころか反応まで貰えてとても嬉しかった。それをきっかけにもう一つの虚像世界が膨らんでいって今では1万文字にもなっている
あんなに苦手だった小説がこんなさらさら書けるなんて…とびっくりした。
いい小説を書き続けるために…
…𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹