2024-01-22

相対主義社会構築主義欺瞞

「なにが正義かは人それぞれ」という言説を言う人間ほど、物事無知であることが多い。

ではサイコパスがいるとしよう。彼にとっては差別殺人虐殺も「正しいこと」である

その場合、「何が正しいかは人それぞれ」で済まされるだろうか。

社会正義を決める」という言説も危うい。それは社会状況が悪化している時に、ヒトラーを生み出すようなことになりかねないかである

こういった相対主義社会構築主義の問題点をどうやって解決するのだろうか。

1. 倫理的な混乱: すべての行動が「正しい」とされると、倫理的基準曖昧になり、混乱を招く。例えば、ある人が他人を傷つける行為を「正しい」と考えた場合、それが許容されるべきかどうかが問われる。

2. 社会的な不安定性: 社会正義を決めるという考え方は、社会の状況や風潮によって「正義」が変わる。これは、社会的な不安定性を引き起こす。

3. 権力の乱用: 「社会正義を決める」という考え方は、権力を持つ者がその権力を乱用し、自分たちに都合の良い「正義」を作り出す。歴史上、多くの独裁者がこのような手法を用いて権力を維持してきた。

4. マイノリティ権利侵害: 「多数決」が「正義」を決める場合、少数派の意見権利無視される。これは、マイノリティ権利侵害につながる。

5. 道徳的な退廃: すべてが相対的であるとすると、道徳的価値規範が失われ、道徳的な退廃を招く。

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