2024-01-14

偽物の美学

中野の怪しげなお店に連れて行かれたんだけど

そこには今時珍しいパチモンが沢山売ってたんだが

サブカル系みたいなやつ、サブカル系中野系?

儲けるためにパチモン売ってるというか、それもあるだろうけど、意図してそういうのやってる感じがして

しかもそれがかなりウケてるようで

自分の中でようやく点と点が繋がったというかそんな感じがあった

 

偽物の価値っていくつかあるんだなと気づいて

・偽物でも良さを発見することは、ブランドを棄損しても良いということで却って本質である(美味けりゃ良い理論

・偽物の悪さを発見することで、本物の良さを際立たせる

本質ではないことのニヒリズム

リスペクト

・偽物を身につけるというのがごっこ遊び文脈楽しい

 

とか

からちょっと思ってたけど、2010年代ってバチもんで遊ぶ文化若者の中にあったと思うけど

2020年代は偽物、パチモンパクリが妙に評価されてる気がしていた

何かのミームコンテンツがあると、それをパクったものが登場するが、若者は騙されてそれを使うのではなく本物と偽物の中から一番良いもの採用しているきらいがある

本家オリジナル重要視されてないんだ

 

この考え方に反論することは簡単だと思うのだけど

倫理観を外してフラットに偽物を評価することは自分には難しいので、偽物の良さというものに気づいて少しショックだった

考えてみればその偽物の良さに倫理で蓋をしたのは現代先進国大人たちのみで、それ以外は昔からフラットだったのだろう

  • こうして努力してオリジナルを作る人間が貶されパクってタダ乗りする人間が得をする社会が出来上がるわけだな こういう倫理観の欠如した人間を見ると日本の学校はちゃんと倫理とい...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん