2024-01-06

二十歳になって、15歳の私からハガキが来た

多分、授業か何かで書いたんだと思うハガキが家に届いていた。

 「成人した私へ

 成人おめでとう。

 15の私は、まあまあ元気です。

 今の猫は2歳です。

 7歳くらいになるんだっけ?まだまだ元気だと思うけど、もし地元から離れてるんだったら、そばはいないんだね。

 猫のことかわいがってね。かわいいから

 私のことだから、多分色々悩んでるだろうけど、生きていたら、なんとかなるので、生きて、本読んで、写真撮って、好きなことを好きって言えるのなら、それでよいです。それが全部です。

 15の私からしたら、それが全部です。

 大丈夫や。多分。大丈夫

 15の私より」

15歳(中3)の時は、制服が嫌で私服保健室登校してた。

高校定時制に進学が決まって、回復にむかってた時。

小6の後半から中学校丸々三年不登校だった。

中3の半ばくらいまで、ほぼ記憶が(多分ストレスか何かで)吹っ飛んでいるので、自分ことなのに又聞きのような状態になっている。

から、このハガキが来たときに「その時生きてたんだ。」と思った。

過去自分がいた証拠が、家の外からもたらされたことが、なんだか新鮮だった。

し、嬉しかった。

手紙メールなどを、意思疎通のためのものという認識しかしていなかったけれど、「自分がそこにいた記録」として手元に来ると、感慨深いものがあった。

これからいくらでも、デジタルで実現できるだろうけど、アナログじゃなきゃ手に入らないものをもらった。

手紙いいね

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