米国のとあるIT企業の社長が書いているブログに、興味深い記事があった。
その内容は、プログラマーにパフォーマンスを発揮してもらうには、一人一人に個室を用意することが大事だ、というものだ。
それを読んだとき、驚いた。日本企業ではプログラマーと言えど個室を用意されている人間なんて、部長以上でもないかぎりありえないだろう。
アメリカの大企業では、個室とまではいかなくても、大体5,6畳ほどのスペースがプログラマー一人に用意されていることが多い。
しかし、同じ人の別の日のブログにはこんな内容の記事があった。
その内容は、レストランで食事をした時、明らかに注文と違うものを持ってきても謝りもしないやつが多すぎる、というものだ。
指摘をしても悪びれる様子もなく平然としているというのだ。
そんなことがしょっちゅう繰り返されて頭に来ていたのか、これはあなたのミスで、それを謝罪すべきだということを説明したところ、ようやく「すみません、私のミスです。」と言われたそうだ。
その日は、ミスを一つ謝ってもらったことで、一日中気分が良かったのだそうだ。
なんというか、この二つの記事を読んで、日本とアメリカを足して2で割れば、客にも従業員にも心地の良い環境になるんだろうな、と思った。