最終的に必要なのは何より業務遂行能力で、そこが間に合うレベルなら他は目を瞑らざるを得なかった
メンバーを何のために採用・雇用して、これまで顧客の仕事にどれくらいの期間従事していて、問題なく仕事をまっとうしていたのなら、ほんの3ヶ月前に別の採用で現場に入った手弁当の新人と入れ替えるなんて通らない話なのだ
けれど実際に交代候補の既存メンバーと新人とを比べて、技術力には大差がなかった
というかそもそも、技術力やスキルが必要な仕事を既存メンバーに割り振っていなかった、スキル不足で割り振れなかったのだ
だから手順書を作り、その手順書に従って進めるような事しか任せていない
そういった状況で新人が参入し、複数メンバーで同様の作業を割り振ったところ、交代候補の既存メンバーの成果物だけがいつもズレていた
指示を聞いていない・覚えていない、こう作ってほしいと提示した成果物の例から逸脱したものを勝手に判断して作る、しかも時間をかけて
これまでもそういったことはあったが、比べる対象がいなかったのでそういうものなのだろうと諦め、根気よく教えては作ったもの必ず全て目を通していた