NHKのフェミニズムについての100分で名著をちらっと見たんだが、男たちはホモソーシャルな組織を作り、男から称賛されることを望んで生きているみたいな話で男を揶揄していて辟易した。
あの人たちはきっと、企業戦士として生き、戦場に立つなら女を捨てろみたいなことをやっていた男は知っている。
でも、あの人たちは家に入り、家事や育児をしている数多くの今時の男性たちを知らない。
時間が昭和で止まっていて、多くの男性が家のことをやるのが普通になってきている平成・令和の男性像を知らない。
そして、その数多くの男性たちがかつて女性たちが企業でされたような不当な扱いを家事・育児でされていることを知らない。
件の番組ではいかに男たちが自分たちのコミュニティを作り、女を支配して来たかを熱く語っていたが、それ、分野を変えれば女たちもそうだから。
父親が乳幼児向けのイベントに子供を連れていくと、完全にお客さんって感じ。二級市民感がものすごい。
男たちが、「おぬし、できるな」で喜ぶなら、女たちは「あなたも大変ね」に無上の喜びを感じるのではないだろうか。
異性に「愛している」と言われるより、同性に認めてもらえるほうがずっと喜びが大きいのは何も男性に限った話ではないから女たちだけで延々不幸自慢するのではないだろうか。
その辺をさっくり忘れて、男たちを小ばかにしたような話が延々と続くのを見て、フェミニストはすでに時代遅れで、公共の電場を使って流す意味もないと感じた。