俺はFANZAで二年ほどオリジナルのエロ同人漫画を描いてきた。
漫画で食えるほどのレベルではなく、休みの日や仕事の後に少しずつ描いてきた。完全に趣味の同人だ。
最初は全然売れなかった。それでも描き続けて、二年かけて、ようやく1000ダウンロードを超えた。少ないながら感想やレビューも貰って、本当に嬉しかった。今思えば本当におこがましいが、自分も漫画家の端くれになれたような気さえしていた。有頂天になっていたと思う。
それなのに今、全く絵を描く気力を失っている。
原因はAIだ。
最初はAIイラストに驚いたものの、「漫画を描いている自分には関係ない」と割り切れた。AIの絵は確かに上手いがどれも同じ顔に見えるし、すぐみんな飽きるだろうと思った。FANZAでAIイラストの同人CG集が出てきても、関係ない、自分の漫画描くだけだと見ないようにしていた。
「青チェの姪と」という作品で、たった一作で、あっという間に俺の漫画を売り上げで抜き去って行った。調べたら、たった20日で作ったらしい。
悔しくて混乱して、頭痛くなってその日は絵が描けなかった。自分のやってることが否定されている気がしてならなかった。
二年間かけて少しずつ絵を練習して少しずつ売り上げ伸ばして…それがAIイラスト漫画に20日で抜かれた。必死にマラソンを走っていたら原付で追い抜かれたような気分になる。足で走るのがルールだろと叫びたくなる。
増田に聞きたい。
買う側は絵が上手かったらAIでもいいのか?
人が描いたかどうかって気にならないのか?
俺の二年間は無駄じゃなかったと信じたい。でも今は自信がない。信じる力が出ない。
ワイの性癖的には人間にしか作れんやで 少なくとも今のところは
飯食う時にカットしたのは人間か機械かなんて気にしないだろ? そーゆーことよ
でも人間が握ってる寿司の方が機械が握ってる寿司より高いし美味いし価値あるとされてるだろ
気付いていながらも認めたくないだけだろうけど消費者側はどうやって作ったかなんて二の次だよ 今すでに手書き作家として大家として認められてるならともかく既にAIに抜かれてる...
そうかもしれないが精神的にはキツイわ
そうかもしれないが精神的にはキツイわ
増田の本旨とは関係ないが、実写エロコンテンツをモチーフにしたエロ漫画はタイトルで検索するとアウアウなエロ画像が引っかかることが多々あるので調べる際は細心の注意が必要に...