資源に乏しい日本では人間の知的能力を最大の資源として開発していかなければならない
その中で特に教育課程にある若者に投資をして、若い人の能力を高めて社会に送り出す必要がある
理屈としては筋が通っていると思う
日本の教育への公的な投資は世界的に見ても低く抑えられていて、しかも科学力・技術力の国際比較でも様々なランキングで日本は落ちていく一方だ
明らかに教育投資が足りていないのでこれからの若者にはもっと投資してあげましょうという話はわかる
しかし、じゃあこれまで満足に投資してもらえなかった年寄りはどうなるんだ、ずるいじゃないかという反発も絶対起きるだろう
本来はそれなりに地頭があって努力だってできたのに、周囲からのサポートに恵まれなかったという人はそれなりに出てくる
国からの手厚い投資によって高い能力を得て社会的に成功した若者が、
自分と年寄り連中の違いは周囲からのサポートがあったかどうかだ。などと謙虚な考え方をするかというと、たいていの人間はそうは考えない
俺は努力した、才能もあった、それに比べて年寄り連中は頭悪くて努力もしなかったから歳とってるくせに俺より能力が低いのだ。とバカにするだけだろう
若者の能力を高めて国としての力を伸ばしていきましょう。という話は理屈としては筋が通っているが支援されない年寄り連中にとっては精神的な痛みを伴う改革なのだ
現役世代、子ども世代、老齢世代のどれにも資金投入しないといけないでしょうよ。 生きていればどの世代も必ず通過するんだから、民主主義にも関わらず国が都合が悪いと思ったら世...
年寄り連中の若い頃なんてもっとサポートなかったのでは 君のご両親は都会出身の恵まれたご家庭だったんだね