2022-08-30

友人の遺書を繰り返し読んでいる

5年以上前友人から遺書が送られてきた。

吹っ切れたようにも読めるその文章をたまに読み返してしまう。

俺は彼の自死を引き止めることができなかった。

その自死成功たかどうかも確かめる術ががない。

警察に連絡した。

友人の実母に連絡してもらえたがほぼ絶縁状態であり「現在の居場所はわからない、息子の生死に興味もない」と突き放されてしまった。

仕方のないことだが警察はそれ以上対応してくれなかった。

手元にある携帯電話番号にたまに電話していた。

何故か呼び出し音は鳴る。留守番電話サービスにつながる。

もう新しい持ち主がいるのかもしれないのでここ1年は電話していない。

ツイッターアカウントはいつの間にか消えた。

恐らく彼自身が死に際消したのだと思う。

遺書が送られてきたのはDMだったがもうそのやり取りはスクショしか残っていない。

LINEアカウントはいまだに残っている。

トーク履歴には俺が送ったメッセージが未読のまま残っている。

たまに友人の名前検索してしまう。

実は生きていました〜ってオチがほしい。

友人に似た芸能人最近よくテレビに出ている。

実は彼だったりしないかなと考えてしまう。

友人の遺書を繰り返し読んでいる。

読み返すたびにどんな気持ちで書いたのか考える。

こんなこと考えたり書いたりしたら成仏できないかな。

遺書の中では晴れ晴れとしていたが俺は生きていてほしかった。

エゴだとは分かっているが生きていてほしかった。

  • LINEのトーク履歴にメッセージが残り続けてるの、すごく苦しいよな

  • 携帯の電話番号あるなら、警察が契約先の住所調べて訪ねるとかしてくれないものなんかね。事件性が無いと無理?

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