緊急時に要人を守れるSPは「緊急時に要人を守ること(それで貰える報酬・名誉・自分の安全、また使命感を含め)は、自分が襲撃されるリスクに見合う」と思っている必要があるけど、そんな人はそうそういない
報酬は少ないともちろん見合わないし、常時or守れた場合に巨額の報酬ありにしたとしても、一度貰ったら二度目は命を賭けてまでは…ということになる
かといって毎回財産の少ない人を新たに雇うと、訓練費用のため報酬が十分払えない
警察官や軍隊は「行動を起こしたことで、よりひどいことを確かに防げた」ということが多く(例: 犯人を捕まえた、市民を救出した、敵の侵略から国を守った)、それらの場合、行動をしたことが「名誉」であるとされるが、SPの場合はその関係を立証しにくい(守って軽傷だったとしても、それを「守ったおかげ」かの検証が困難)
警察官や軍隊は「行動を起こさなければ、自分の安全が脅かされる」が、SPは行動を起こさない(要人を守ろうと伏せさせたりしない)方が自分は安全である
要人その人一人だと、「国」や「市民」に比べ、対象を絶対に守りたい、という使命感を抱く人の人数がどうしても少なくなる(大統領や総理=国の代表、とかは少し例外)
もちろんどんな職業でも常に全部得るのは難しいが(例: 警察が立てこもりに突入する際は「自分の安全」は犠牲にして他を得ている)、SPを職業・職務と見た場合、現状は「緊急時に要人を守ることで、自分が襲撃されるリスクに見合うものを得る」のは難しいように思える
何か良い案はないものか
職業差別
よくわからん 「原発作業員は危険な仕事なのに低賃金なのはおかしい」と言ったら作業員差別になるのか?
警備体制を整えることで8割くらい仕事成立してるんじゃない。抑止力的な。