2022-06-01

変わった模様の猫。

昨日、旗振り当番で交差点に立っていたら、変わった模様の猫を見かけた。ベージュっぽい地に、後ろ足からしっぽにかけてと肩から頭にかけてだけ、薄く茶色の縞が入っている。遠目に見たから汚れとの区別がつかなかったが、もしかすると明るい茶色のぶちも混ざっていたかもしれない。身体つきが日本猫っぽくなく、シャム猫のようにスリムだった。

この辺にはまだらな模様の猫がとても多い。黒・白・茶の三色ミックスされているものの、「三毛猫」とは言わない、微妙な模様なのだ名前のある模様でいえば「サビ」「ムギワラ」で、その二種類の中間のような模様で様々なバリエーションがある。

そんな中でも昨日見た猫はかなり特殊なんじゃないかと思う。あんな模様の猫は他に見たことがない。

どこかで飼われているのか、野良なのか。猫は私が見ているのに気づいて、こっちをチラチラと警戒しながら狭い道路を渡って行った。

夕方、出勤時間が丁度帰宅ラッシュに重なってしまい、旗振りポイントを通り過ぎた所で渋滞にハマった。前をゆく車が、何故か次々追い越し禁止オレンジ色の線を大きくはみ出てつつ徐行で進んでいく。

そこには朝に見かけた猫が横たわっていた。道路は血にまみれていたが、猫の死体はまだ原形を保っていた。ベージュ色の背中が赤く染まっていたが、お尻の薄い縞模様からかにあの猫だとわかった。

夜遅く帰宅する時も同じ道を通ったが、猫の死体のようなものは見当たらなかった。誰かが片付けたのだろうか。

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