2022-05-30

婚活における記号化されたプロフィールが虚しい

「先週はMBA帰りのメーカー(大手)勤務。給料ははこの前会った国家公務員より良かったけど、お会計一部払わされたか絶対なし。」

「昨日は東大卒銀行員給料も顔もまあまあ。自分の首を触りながら話す癖が目障り。」

「来週はMARCH卒だけど外コン勤務の年収◎だから、そっちに期待してます!」

後輩の婚活近況を聞くたびに、少し苦しくなる。中堅女子大卒の私たちMARCHに入るだけの勉強もしなかった(出来なかった)し、東大MBAがどのくらい難しいものなのか向き合ったことすらない。けれど、婚活アプリならそういう方たちと簡単に接点を持つことができる。

今の職場も流れで受けたとこだし、人様の年収職業について何か言えるような立場ではない。

けれど、婚活アプリなら有名企業の人とも、年収が高い人とも簡単に接点を持つことができる。

だんだん見慣れてしまうからなのか、その人が人生の要所要所で努力してきた結果や信念みたいなものには目もくれない。自分価値評価するための記号として利用しているような場面すらある。

性別が逆でもそうなるのかな。

その場合はなんだろう。顔とスタイルとかなのかな。

3,4枚の藁半紙に、最近感じた喜怒哀楽の場面を書いてお互い読み合う。そんな感じの婚活がしたいです。

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