2022-05-16

anond:20220516103107

あなたがいれば 嗚呼あなたがいれば

辛くはないわ! この東京砂漠

ポジティヴソング

ふと北九州中学同級生だったマドンナ若いころ新宿で再会した出来事を思い出した[1]。画家を目指し上京したものの夢破れ不本意ながらデザイナーの道に進んだ吉田は、あるとき歌舞伎町で一杯ひっかけてモダンジャズ喫茶の前でタクシーを待っていた[1]。そしてかつて親しくしていたマドンナと偶然鉢合わせるのだが、美人で利発だったかつての初々しい面影は失せ、こちらを避けるような眼差しを向けながら黙って雑踏へ消えていった彼女の姿に吉田はひどく心を痛め、「ああ、きっと苦労しているのだろうな」「あの子恋人そばにいたら、幸せになれるだろうに」といたたまれない気持ちになったのだった[1]。吉田彼女境遇自分境遇に重ね合わせ、都会での生きづらさ、人を変えてしまう都会の非情さを詞に込め[1]、1964年東京大渇水の際に生まれた「東京砂漠」という言葉タイトルを託した[2]。

あなた恋人)がいれば…」と何度も繰り返されるフレーズを[1]、前川清はその粘りのある歌声で[2]切々と歌い上げた[1]。

記事への反応 -
  • でも東京砂漠なんでしょ?

    • あなたがいれば 嗚呼あなたがいれば 辛くはないわ! この東京砂漠 ポジティヴソング! ふと北九州の中学で同級生だったマドンナと若いころ新宿で再会した出来事を思い出した...

      • マジかよ リア充になろう!ソングだったんかアレ 勉強になった(o´・ω・`o)

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