たわわとか公共キャラの性的表現への過剰反応って、萌え文脈の理解の齟齬が原因な気がする。
元の“萌え”は単純に“かわいい”の言い換え、今で言うと“尊い”とか“エモい”等の性的表現から離れた感情の表現だったはずなのに、いつの間にかその性的な意味の中心的な物になってる。
この意味の変化は、オタクがエロゲ文化の中にある性的意味を持たない部分を指して萌えと言っていた事が、外から見たら全部一緒のエロに見えたからで、その不安定さをそのままで萌えって言葉だけが広まった結果という事。
わざわざ分けた意味が無くなった以上に萌えに性的意味が強くなってしまった。
つまり、“オタクが描くかわいい絵は全てエロ”と認識する層が一定数存在するという救えない状況が生まれている。
萌え=エロの人と、萌え=かわいいの人が話をしてもそもそもの前提条件が違うから会話にならないし、普通の方法で相互理解は不可能という事ですね。
俺がモテないのは下手にエロくない路線を進んだせい もっと貪欲に自分のエロに忠実に生きるべきだった 女子を遠ざけ過ぎた 反省している