2022-02-27

核武装は本当に侵略に対する抑止力になり得るのか?

ウクライナ情勢を受けて、日本核兵器を持たないとロシア中国侵略に対抗できない!という意見をよく見かける様になった。

かに、被侵略者が侵略者に対して核攻撃をするに違いないと侵略者側が思えば核武装によって、侵略行為をためらわさせる効果はあるのではないかと思う。

ただし、いくら核兵器を持っていても、どうせあいつらには撃てないと思われていれば(または本当に撃てなければ)抑止力として効果は無い。

日本場合核ミサイルを持っていたとして、中国尖閣諸島上陸したら北京に打ち込むだけの覚悟は出来るだろうか?

もちろん北京核ミサイルを撃ち込んだら、その数倍、日本中国から核ミサイルが降り注ぐ可能性があるわけだが、その損害を覚悟してでも撃てるだろうか?

尖閣諸島では無く、沖縄だったら撃てる?対馬だったら?...

とかと考えていくと、損得計算が出来るまともな頭脳をもっていたり、例え1人の国民の為や例え無人島の為に全国土が焦土になっても構わないという強い意志が感じられない国が核兵器を持っていても、

侵略からすれば、どうせ撃てないだろ?って足下を見られて終わりだと思う。

映画ドラマで、ピストルを持った素人が人を撃てないような描写があるが、あれと同じ)

結局、損得では無く狂った人間、失う物がない人間に、まともに計算が出来る人間核武装で勝てるか?(侵略を抑止できるか?)というと、多分勝てないと思う。

本当に狂っている奴はどうしようも無いが、狂った人間を装っているだけの奴であれば何らかの落とし所はありそうだが、それは核武装なのかと言われたら、そうでないように思う。

侵略意志決定している連中の欲望の大きな部分が経済的な物であれば、現在国際社会が行っているような経済的な締め付けが一番効果的かと思う。

  • 一人が狂ったところで核は発射できないかなぁとも思う。 全員が狂った状態(国民総洗脳状態)ってのは今の時代そこに持ってくのは本当に難しいと思います 様々な情報を世界中の人が...

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