第一子妊娠が発覚した時、喜びより戸惑いの言葉を吐く自分が嫌。
体調が悪い妻が、冗談めかして第二子かなって言った時、楽しみよりも不安を伝える自分が嫌。
第二子かなって言われた時、だとしたら男の子だろうか、女の子だろうかって楽しみがあった。妻は心身を大事にして欲しいなって気持ちもあった。
でも、調子の悪い妻の方が不安だろうし、せめてもの冗談のつもりだったと思うのに。
その気持ちを考えもせずに、口から出たのは自分の抱える不安な気持ちだった。
妻のことは大切だと思っているし、結婚して数年が経った今も大好きだ。
でも、自分は楽しみと不安が両立してるとき、不安ばかりを表に出してしまい、無神経な言葉を吐き出しては度々人を傷つけてしまって、
大事な人を大切にできていないことが度々ある。
生来、自分はマイナス思考の気質が強く、妻のメンタルまで巻き込んでマイナス方向に引っ張ってしまうときがあるし、自分の気質を変えたいなあって話をしたばかりでこの有様。
自分は、なんでこんな自分本位な人間性なんだろうかって考えると本当に死にたくなるし、妻にも子どもにも申し訳ない気持ちでいっぱいになるし、
きちんと胸を張れる自分になりたいと願う。
なのに、また同じ轍を踏んでいる。
今度は自分がその人と同じように人の気持ちを考えない、傷つけるような発言をしてしまっている。
もしかしたら、あの時の上司も、心配の気持ちはあったのかもしれない。でも、いくら弁明しようと言われた方にそんなことはわからないし、気持ちが癒えるものでもない。
妻も、あの時の自分と同じように、あるいはそれ以上に腹立たしくて、辛くて、悲しい気持ちになったんだろうなと思うと、妻への申し訳なさや自分自身の情けなさでいっぱいになる。