みたいな事実があるわけじゃん
にも関わらずサンタを信じさせる行為って、子供にとって既知の事実A(1日で21億人にプレゼントを配るのは現実的に無理)に対して矛盾した事実B(サンタはそれをやってのける)を信じさせることでしょ
事実Aと事実Bが矛盾していることに子供はどこかの段階で気づくわけだけど
親は「魔法だ」とか理由をつけて、事実が矛盾した状態のままサンタを信じさせる行為をするわけじゃん
「事実AとBは矛盾してるけど、まあ魔法とかでなんとかなってるんだろ」と思っちゃうのは思考放棄でしょ
親が子どもに「矛盾の存在に慣れさせる」行為を毎年毎年繰り返すわけじゃん
そんなことされて育ったら
教科書に載っているような科学的事実に対する信頼は失われそうだし
自分の既知の事実同士の矛盾に疑問を抱くことができなくなりそうで怖い
事実を積み重ねて整合性を取る地道な思考が、科学の礎だと思うんだけど、幼少の段階からそれをぶち壊すようなことしても大丈夫なの?
スピリチュアルとか陰謀論とか似非科学(水素水等)を信じてる人ってめちゃくちゃ多いし、狂信的反ワクチンみたいに社会問題になってるわけじゃん
サンタを信じさせる行為みたいな、反科学的態度の植え付けは、巡り巡って子供をスピのような病巣へ誘導することになってるんじゃないか?
「自分の子供は大丈夫だろう、そこまで馬鹿な子はごく一部だから問題ない」って親は思うんだろうけど
普通の人は、ネット通販でポチったものが翌日届く仕組みだって知らないしどうでもいいし この国における歴史、事実、科学は偉い人が決めるので、我々に決定権は無いし それにしたが...