2021-11-19

都会の景色

自分田舎の方の出身で、数年前から都会の方で暮らしている。

よく行く場所として見晴らしが良い所があり、そこからだと周りの景色がよく見える。

その景色を見て、気づくことがいくつかあった。

まず山が遠い。

自分は山が近い田舎で育っており隣の市や町に行くのでも、山のそばを通ったり、山を越えていかなくてはならない。

そのような場所だと、高い場所から眺めても山が大きく見える。

その景色は、空と山が大きく主張する景色になる。

日が照った時に見える山の斜面の影や山々が連なっている様子など確認できるぐらいの近さだ。

その山がここだと遠く小さく見える。

ぼんやりと山の姿が確認できるが、灰色のように遠くでぼやけて見えるだけで、詳しい様子までは確認できない。

また鉄塔の数も多いなと感じた。

田舎の方では、あまり多くは見かけないと思う。

最初は、この鉄塔に関して気づいていなかったのだが、鉄塔の明かりの点滅を見て気がついた。

点滅している明かりが多いなと思ったのが、最初気づきである

そこから鉄塔の数が多いのだと気がついた。

都会の夜景は好きだ。

建物の光が連なり広がる景色はとても綺麗に見える。

その夜景の中でも点滅しているライトがいくつかあるのだが、それも景色を良いものにしているように感じる。

さっき話した鉄塔の光もそうだが、ビルに取り付けられたライトも点滅しているものがある。

これらのライトが光っている様子を見ている時は、自然と心が落ち着く。

炎を見ている時の感覚ループしているgif画像を見ている時の感覚に近い。

ただ漠然と見ているだけで、妙に落ち着くのである

VA11-Hall-aというゲームがあるのだが、そのゲーム最初メニュー画面を見ている感覚にも似ている。

個人的に、あの画面も好きである

この景色の光の1つ1つが人々の生活によって作られる光である

仕事をしているのか、家に帰宅し夕食を作っている最中か…。

それぞれの生活によって作り出されている光である

自分がいる場所は、あまり人気のない場所で、自分の周辺は暗く人もいない。

反対側の景色は、正面側と比べて建物が少なく光も少ないため、対照的な様子になっている。

名残惜しいが時間関係もあるため、ここを後にする。

少し歩いたら、人気の多い場所に出ることができる。

また、ここに来たい。

そう思った。

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