各個人が払っている通信費、サーバー代といったもの以外に、SNSで延々とやり取りに費やされる時間なども膨大だ。
ホームページと言っていた時代だと、他人の家に土足で踏み込んでいくような感覚はあったが、それも過去の話。
一部のSNS企業サービスの上が公共圏に等しくなっているのに関わらず、表現の自由の名のもとに延々と炎上している。
現実空間だと街頭演説、ビラ配り、デモ行進、屋外広告など許可が必要なものが多く、
それなりの根拠と落とし所を用意していたはずだが、Webになるとなし崩し的に広まってしまった。
間接民主制で、誰も彼もが常に政治に時間を取られることがない効率を求めていたのに、
Webは直接民主主義になり、誰もそのことに疑問を持っていないし、一部の人や企業のみ利益を享受している。