給与が低けりゃ欲しいものは買えない。下位互換で我慢するしかない。
顔がブサイクだと美形の人とは付き合えない。美人しか無理ってわけじゃないが、そこを諦めて付き合える人と付き合うってのは妥協でしかない。
友達関係もつらい。異性と関わる場に行くと友達とは相手も仲良く話をしてくれる、買い物に行くと自分じゃ高くて手が出せないものを気にせず友達は買う。
いいやつらだから彼らに不満があるわけじゃないけど、起こる事象に違いがありすぎて卑屈になる。それを目の当たりにしたくなくて友達はもうネット上にしかいない。
せめてお金があればと考え仕事を辞め、医者を目指すために勉強をしているが、動機が不純だから時々心が折れる。
弱者男性の辛いところって、お前はこう生きるしかないんだと選択肢が決まっていることだと思う。
普通以上のスペックの人間より努力を強いられ、それが叶っても同じステージ。いやそこにすら及ばないのかもしれない。
求めずに生きればいい。プライドなど捨てればいい。幸せなんて一つじゃない。
競争社会である現代で、その言葉がどれだけの人を救えているのだろうか?
あてがえ論もそうだけど、欲しいものは手に入れられず、別の何かで妥協しなければならない人生ってのは希望があると言えるのだろうか
弱者男性がと言うか、生きることが他者との競争でしかない人の幸せは、ただただ他人に勝つことしかないので、そこで勝てない人が幸せになれないのは当然過ぎるくらい当然で、仕方...