今でこそ、
いつか白馬に乗った王子様がわたしを迎えに来てくれるの、うふふ
というスタイルは一般に浸透してるけど
王様という存在が日本に入ってくるまで、そんな表現は無かったはずなのである。
そもそも白いタイツなんて当時の技術では作れなかっただろう。
今振り返ると怪しげな春画などが現代に残っていることから
想像するに偏った性癖の男子がいたことが明確であり
それに呼応する腐った女子も当時にはいたはずなのである。
いったいその時代の腐れた彼女達は、その理想のなかで
どういった男に迎えに来て貰いたかったのだろうか?
白馬に乗ったお殿様だと、派手なBGMでやってきて
すれ違い様にぶった斬られそうである。
籠に乗ったお侍だと、桜田門あたりで斬り殺されてしまう。
牛車に乗ったお久家様だと、そのあとに悪い予感しかしない。
当時の腐れた女子はいったいどんな乗り物で
やってくる何者に迎えに来てもらうのを
夢みていたのだろうか。
王子様が入ってくる前の、
海外文化が入ってくる前の
純粋な日本だったころの
腐れた女子の理想を見てみたい。
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