2021-10-15

王政以前

今でこそ、

いつか白馬に乗った王子様がわたしを迎えに来てくれるの、うふふ

というスタイル一般に浸透してるけど

王様という存在日本に入ってくるまで、そんな表現は無かったはずなのである

そもそも白いタイツなんて当時の技術では作れなかっただろう。

今振り返ると怪しげな春画などが現代に残っていることから

想像するに偏った性癖男子いたことが明確であり

それに呼応する腐った女子も当時にはいたはずなのである

いったいその時代の腐れた彼女達は、その理想のなかで

どういった男に迎えに来て貰いたかったのだろうか?

白馬に乗ったお殿様だと、派手なBGMでやってきて

すれ違い様にぶった斬られそうである

籠に乗ったお侍だと、桜田門あたりで斬り殺されてしまう。

牛車に乗ったお久家様だと、そのあとに悪い予感しかしない。

当時の腐れた女子はいったいどんな乗り物

やってくる何者に迎えに来てもらうのを

夢みていたのだろうか。

王子様が入ってくる前の、

海外文化が入ってくる前の

純粋日本だったころの

腐れた女子理想を見てみたい。

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