CD世代だし、小遣いもバイト代もかなりの割合でCDにつぎ込んできたんだけど、音楽をストリーミングで聞くようになってから全然自分にとって物理メディアを所有することが大事じゃなくなった。びっくりした。
高校生の頃までは、いや大学生の頃も、どんなCDをラックに並べているかがまだ大事だった。しかし音楽をpc に取り込むようになり、それをiPodで聴くようになり、その後iPhoneで聞くようになるにつれて、たしかに徐々に自分にとってのCDの価値はどんどん薄れていったけど、まだしばらくは価値があった。それが、Spotifyに完全移行完全にする様になってから、本当にいらないものになってしまった。こんなに早く価値観が変わってしまうとは予想してなかった。
今やCDとかカセットとかレコードとかでしか聞けない音楽には触れられなくなってしまって、Spotify、アマゾンミュージック、YouTubeにない音楽は少なくとも自分にとっては存在しないに等しいんだけど、それでも今までで一番気軽に新しいジャンルに触れられるし、物理的なメディアはなくても結構音楽に愛着を持っていられるしで、とても良い。マニアックな音楽ファンにはいろいろあるんだろうけど、自分みたいな普通の音楽好きには今の状況が最高であるね。
CD世代のジジィが不要って言い出したらあっという間に消えそう レコードみたいに一部のコアなオタクだけのものになるかもな