2021-07-24

USB3.0 = USB3.1 Gen1 = USB3.2 Gen1」は客が産んだのかもしれない

USB3.1が出た後にUSB3.0を謳う機器は売れるだろうか?売り上げが落ちるだろうか?

売り上げが明確に落ちた場合USB3.1対応した最高速度なんかその製品には何の意味もないのに

わざわざ客の興味を引くためにUSB3.1認証を取り直さないとダメなのか?

おそらくそんなデバイスメーカーからの声に流されて掲題の糞仕様は生まれたのだろう。

USB3.2 Gen2x2 もおそらく技術者からすれば精一杯説明したつもりの名前なのだろう。

USB3.2 Gen2を2本束ねてますよ、なんて客にとってはどうでもいいことだが、もしかしたら

「後から策定したけど速度が遅い規格により大きい番号が付いて紛らわしい」という事態を逃れたかったのかもしれない。

USB4ではその反省が活かされているらしい、通信速度に関しては。

USB-PDに関してはアダプタ、ケーブル、充電する機器が「何Wの給電に対応しているか」はUSB4時代になっても

機器ケーブルを見ただけでは分からないままだ。

27W給電しか対応してないケーブルと45W対応ケーブルロゴ等で見分けがつかない。

USB-PD 3.1 で新しく増える140W、180W、240Wの給電対応ケーブルはその反省を活かしてか「Extended Power Range(EPR)対応」と製品に記す必要があるらしい。

一歩前進したように見えるが、そこで気になるのが「140W、180W、240W」と同じ5A対応必須な「100W」の給電だ。

これは「Standard Power Range(SPR)」に据え置かれることとなっているようだ。

SPRとEPRという大まかな枠は出来たが、SPRに5Aと3Aが混在し、SPR内、EPR内での対応W数の違いは区別できないままだ。

いつまでこんな客を混乱させる仕様放置するんだろう?

どうせなら追加で最大給電容量が増やされるこの機にSPRは3A、EPRは5Aって綺麗に切り分けるべきだったのでは?

SPRの100W枠の製品なんかケーブル特にほとんどなかっただろうし、EPRに移してもよかったんじゃないの?

作り手も、売り手も、買い手も、ちっともUniversalにならないじゃないか

Universalになったのはコネクタだけか?PDに関しては、逆に混乱増してないか

  • 2→3になったときには明白に違った PCの価値として、CがHDDなのかSSDなのかくらい決定的に違う ノートどころかデスクでもUSB2→USB3は困難なので初期対応してるか否かでその端末の価値...

    • その頃は機器の転送速度よりケーブルの転送速度がボトルネックになること多かったからな。 作る側も新規格に対応するメリットがそれなりにあったんだろうな。 でももう、USB3.0から3.1...

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