シロクマ先生の反出生主義=優生思想であるという議論なんだけど、はっきり言って何周遅れなのだろうかと思っている。
ずっと社会から虐げられてきた喪女は、子供を作る気力すらなくしている場合が多い。
はっきりと「ブスは子供を産むな、それは虐待だ」と言われたこともある。
仮に自分が子供を作ったりして、自分の醜い顔の遺伝子が子供に遺伝したらどうすればいいのか。
自分のようなブスは子供を作らない、それが子供に対するおもいやりになるのではないか。
シロクマ先生の言説を読んで一番ダメージだと感じたことは、容姿の悪い人間=優生主義の差別主義者である、と言われたような気がしたことだ。
他人に向かってブス!と中傷する人間と、自分自身をブスだと自虐して「子供を作るべきではない」と自戒する人間は、違うように見えても実際には同じなのではないか。