2021-06-12

今日労働が終わった

土曜日の昼。世間では一般的休みの人が多く、その昼間といえばランチなどに出かける人も多い時間帯。

今日は天気も良く駅周辺は家族連れで賑わっていた。

まさにその時間帯、その人達の横で自分は働いていた。今日歩行者を専用通路に促す仕事。正確にはちょっと違うけどそんな感じ

とにかく時間が経つのが遅い。人はなぜ休日に動くのか?それを常に考えてしまう。動かなければ自分仕事もなくなってやらなくていいのに。

ラーメン屋行列が出来ている。カップルばかりだな。一生並んでいればいいのに

老人に道を聞かれる。こんな自分この街で分かるのは駅までの道だけだよ。

高級車が音をたてて通り過ぎる。世界に一つだけの花メロディーだった。

時計を見る。汗がついていた。11時35分。全然時間が過ぎていないじゃないか労働はまだまだ。暇だし口ずさむか。子供の声もうるさいし。

世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい

サビのところしかからいからそこの繰り返しになってしまう。

1フレーズ30秒ほどだろうか。それを繰り返し繰り返し唱える。200回くらい言ったはずなのに気がつけばようやく昼休憩だった。

花が咲いたら救われるのか?確かに沖ドキは光った瞬間報われる気がするよな。

一生懸命になればどうなるんだよ?一生懸命になればいつかは高級車乗れるのか?それほど乗りたいとも思わないけれど。

自分じゃなくても代替できる仕事をしながら歌う歌じゃないな。忘れよう。労働帰りの電車の中でそう思って目を閉じた。

  • お前が道端で看板持って座ってる奴の正体だったのか😜w

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