2021-06-11

雇用保険をもらうことになった。

いわゆるリストラに遭い、「失業者」となったため、雇用保険をもらうことになった。

私の場合事業者から退職勧奨に応じたために「特定受給資格者」という扱いになるため、通常よりかなりの日数手当をもらえることになる。しかも、自己都合の場合は3ヶ月生じる待機期間が7日で済む。これは非常にありがたいと思った。

それはいいのだが、このことを友人に話したら、「羨ましい。いいなあ」という反応をされて、非常にイラッとした。

こちらは仕事をクビになっているのに、何がいいものか。

だったらあんた代わってくれよと思うばかりである

この雇用保険は私が十数年、まじめに働いてコツコツ納めた税金から支払われるもので、私は所定の手続きを経て、その対価を受け取るだけなのに、まるで宝くじにでも当たったような言い方をしないで欲しい。

雇用保険はその名前の通り「保険」なのであって、貰わずに済む、つまり無事に就労できているなら、それに越したことはないのだ。

こういうのは、「癌になったら100万円」というがん保険に入っていて、いざ癌になって100万円もらった人に対して「いいなあ」と言うようなものだ。そんなの、癌にならない方がずーっといいに決まってる。

こういう無神経な外野のクソ意見は置いといて、日本雇用保険制度は非常に有難いし活用しない手はないので、皆さんも失業したらなんら恥じることなく堂々とハロワに行き、手当を受給して欲しい。ハロワ職員さん達は親切に何でも教えてくれるので怖がることはない。

また私のようなリストラに遭ってやむなく失業したような「特定受給資格者」には国民健康保険も減額される(別途届出は必要)。

これも大変ありがたい制度なので、後学のためにここに書き記しておく。

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