イジメを傍観している者は共犯、って言いたい気持ちはわからなくもないけど、じゃあどうすればいいのかっていうのを教えられないから、私はそんな無責任なことは言えない。
私が小学生、中学生だったときにクラスでひどいイジメがあったとして、それを止められていたかって考えると、絶対無理だった。
積極的にイジメてはいないだろうけど、積極的に止めることもできなかったと思う。
中学生の頃、友人同士のちょっとしたすれ違いから、喧嘩になって、嫌がらせになって、不登校になってしまった子がいた。
同じ部活に入っていて、同じ塾に通っていたけど、私は何もできなかった。
陰口を止めることも、通学路の途中にある彼女の家に行くことも、彼女をかばうこともできなかった。
私にできたことは、ただ、物置にされていた彼女の机から毎日中身を教卓に移すことだけだった。
嫌がらせや陰口程度でも、人はこんなにも臆病で正義を貫き通せなくなる。
暴力的なイジメに対して、傍観者にも加害者にもならないためにはどうしたらいいのか、私はいまだに、答えが出せないでいる。
きっと、「加害者」と言われている傍観者の中には、深い傷を負った子もいる。
その傷を負わせたのは、無責任に「加害者だ!」と非難する私たち大人で、ネットという安全圏から傍観者を叩くのもまた、イジメの加害行為だと思う。
証拠を保全して文春にリークする
なら証拠保全の仕方や、文春へのリーク方法は提示できますか。 文春が子どものリークしてきたイジメのうち、どれだけを公開しますか。
スマホやICレコーダーでいじめの現場を撮影・録音。説明文を添え、ファイルを下記のURLから送信。 http://shukan.bunshun.jp/list/leaks