2021-05-13

エムデンvsセスタスへの所見

グローブボクシングならパンチはガード出来るが、ほぼ素手状態パンチはガードできない。

それを見逃すとしても、セスタスの戦い方はボクシングによくある「打たされている」状態で、打ってるほうが圧倒的に疲れる。それであそこまで冷静さを保っているエムデンがこじ開けられるってことはあまりない(といっても井岡一翔×田中恒成で中盤田中恒成井岡をのけぞらせていたので、例外はある)。

中盤以降はルール無用喧嘩ならではの首根っこへの危険な骨の殴打。

どちらかと言えば中拳に近いのでこの作者は中国拳法も知ってるとみた(八極拳太極拳の打撃法)。

実際あれはかなり危険ハイキックに見せかけて延髄に落とすように蹴り落とすとか。

一回軽くやっただけで「横から来ると思ったら後ろに来たのでびびった」といわれたことがある。

あと後半は作画上(3Dだけど)仕方ないけど、あんな足止めて打ち合うことはない。

最後の首への攻撃伝統空手の手刀をパウンド風にしたもの。やっぱ研究熱心だと思うこの作者。

実際MMAでもタックル時の首への攻撃禁止事項になってる。

あとボクサー変則的な動きの相手リズムが作りにくくやりにくいといわれる。

現実味だけでなく面白く魅せる工夫がたくさん散りばめられてる。

ただあんなに近距離ならアッパー入るし、強打のエムデンを警戒してもっとジャブが増えると思う。

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