20代、なぜか「結婚しなきゃいけない」という強迫観念に囚われていたように思う。
親の世代は「女はクリスマスケーキ」と言われ、25過ぎたら賞味期限切れと揶揄したと親から聞かされたことも影響していたかもしれない。
20代のうちに結婚したいと思っていた人とウン年単位で付き合ったけど、すったもんだして、最終的に別れた。
かなりトラブル感の強い別れ方だった。
でも、同時に結婚について抱いていた考えを見直す良い機会になった。
結婚すれば安泰だと思っていたけど違った。
相手がいきなり病気になったり、性格が変わったりして、イメージする「安泰」なんてものはいつでも容易く崩れるということを思い知った。
自分に何かあってもパートナーがいれば"支えてもらえる"なんて意識が過ちだった。
30代になったいま、結婚市場での価値はゼロに近い状態になった。
でも今は、時間がいくらあっても足りないくらいやりたいことが色々ある。
将来的な親の介護とか不安はあるけど、パートナーがいないぶん、心配は自分の両親の分だけでいい。
くたばるまでまだまだ問題にはぶつかるかもしれないが、自分の足を引っ張ってくるような相手と無理に結婚するより、よっぽどイージーに生きていけると思う。
とりあえず、将来布団の上で死ねるように老人ホームに独力で入れるくらい金を貯めておかねば。
積み立てNISAとかやってみようかな...。
自分のために自由に使える時間が、最高の資源なのかもしれないね。
未練たらたらしてないで30代で結婚できるように頑張れよ