この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
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パワハラ係長の朝は早い。
始業1時間前に出社、清掃や取引先のメールチェックなど
業務の準備を始める。
自分より遅く出社する若手に喝を入れ、
仕事とは何かを教えるのがプロの流儀だ。
自発的に若手が業務前に仕事をしているので、
もちろん残業時間にカウントされることはない。
(早朝出勤する場合は時間外労働として手当を請求できる場合があります)
昼休憩の時間に休んでいる社員を見つければ、
仕事するように活を入れる。
いついかなる時もサボらせずに仕事をさせることも重要だ。
(会社側には休憩を取得させる義務があります。
長期に渡り休憩中に業務をさせることが常態化していると労働基準法違反になる場合があります。)
若いやつはすぐに楽しようとする、
サボろうとする、それを見つけ指導することが
パワハラ係長の流儀である。
今日もまた、退職を誓う若手社員が彼の背中を見つめている。
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