なぜ、いま学校に通ってもいない人が、漠然と「校則の改善、教師の意識改革、教育委員会の改善」を目指すのか本当に理解できない。
私は、今子育て中の親だけど、理不尽な校則やルールを改善したいと動くべきは、まず子供たちや保護者たち自身だと思っている。
ルールに関係する者が、まずは声を上げるべきだ。自分たちのためのルールなのだから。
小学校なら、保護者が前に出て、学校と話し合うことが必要だろう。
中学校は、理想をいえば、まずは子供たち自身で先生たちと話し合ってほしい。
高校は、保護者の出る幕はない。18で選挙権を持つのであれば、子供自身で、校則やルールをどうすべきか考え交渉する力を持たなければならない。
世間から外圧をかけ「校則の改善、教師の意識改革、教育委員会の改善」をはたらきかけるのは最終手段だ。
外圧がなければ学校は動かないだろうと考えているのだろうが、それは子供たちをバカにした話ではないか。
私たち大人がなすべきことは、子供たち自身が、自分たちのルールを決める土壌を作る手助けをすることだ。