2021-03-07

文章書くのが嫌いな話。

文章を書く時、頭の中で浮かんでいる支離滅裂言葉の束が上手く繋がらない。だからいつまでたっても文字数が増えない。小さい頃から、空白の埋まらない日記帳や作文用紙が大嫌い。

小学一年生の時、「休みの日にあった事を書きましょう」と言われた。私は兄と遊んだ時の事を書いた。家の向かいに住んでいた兄の友達も一緒だった。だから作文に「お向かい亀山(仮)くんも一緒に遊びました。」と書いた。お向かい亀山(仮)くんって誰だよって笑われた。誰って、お向かいに住んでる亀山(仮)くんだよ。なんで笑われたのか20歳を過ぎた今でも分からない。勿論(仮)なんて作文には付けてない。

文章を書く事も苦手だか、文字を書くのもあまり好きではない。

幼稚園の頃、幼稚園の授業(?)が終わった後に幼稚園習字教室があった。見本を見ながら文字を書くだけだった。今は字を書くことが難しいとは思わないが、当時園児の私には地獄時間だった。私は『の』という字がどうしても書けなかった。でも書いて先生に見せないといけなかった。そこで私は友達『の』が書ける友達に頼んで書いてもらった。その後普通にバレて怒られた。怖かった。先生に怒られることではなく、ただ1人だけ『の』が書けない事が。

次の習字教室がある日、字が書けない事が怖かった私は幼稚園行きたくない母親駄々をこねた。だが、母親は「行きなさい」と取り尽くしまもなかった。絶対に行きたくなかった私は泣き叫び習字道具を道路にぶちまけた。母親は私の事を引きずって幼稚園に連れていった。習字教室には結局それっきり行った記憶はない。

お題が与えられ、それについて文章を書きなさいと言われた時、全く書く事が無い時はどうすれば良かったんだろうか。全く無いなんて有り得ない、何かある筈だから、なんて言われても本当に何もなかったかのに。作文に嘘を書いたって、分からなければそれで解決するなんてその時は知らなかった。

もし、過去に戻れるなら、『の』が書けなかった私と一緒に『の』を書く練習をしたい、「お向かい亀山(仮)くん」を笑われた私の作文は笑わず私が聞いてあげる、何も書けない私は私が代わりにテキトーな事書いてやるよ…なんてね…書ける気がせんわ、すまん。

  • オレも記憶にある限り、小学校では作文/感想文の類は1回しか提出したことないな。どんなに怒られてもひっぱたかれても廊下に正座させられても書けないものは書けないんだ。でも就職...

    • 別に罵倒じゃなくて、真面目な話、発達の傾向あると思うで 適当なウソをつけないのは発達の傾向や まー適当なウソを都合が良ければペラペラ喋るのが定型障害者の特徴とも言える

      • その気があるのは自覚してる。用事があれば人と会話できるけど、それだけだもんな。無駄話が必要な状況は全力回避。

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