私は30歳、レズビアン 、都内在住の公務員だ。学生の頃から自分のセクシャリテイを自覚していたので、安定職についた。貯金もしているし、老後に備えたリスクヘッジは常に考えている。
彼女はバイセクシャルで、いつか、男性と恋愛をするんだろうなという予感がしている。これは、的外れではないと思う。そう思わざるを得ないくらい、女同士の恋愛とは不安定なものだ。
婚姻もできない。法にも守られていない。好きになっても、男性の影に常に怯えている。
私は、常に孤独を抱えている。ここで、独身男性はもっと〜とか、モテない人は〜みたいな不幸比べをするつもりはない。それぞれが、それぞれの孤独を抱えているのだと思う。
私は、寂しい。相談できる相手も限られている。好奇の眼に晒されること、否定されることが怖くて、ろくにセクシャリテイの話をすることもできない。出会いも非常に限られている。
ああ、レズビアンじゃなければよかったな。男の人を好きになれればよかったな。婚姻できればよかったな。でも、その道を選ぶことは、どうしてもできないんだ。
これは、叩かれる言葉かもしれない。発言することが怖い。それでも言いたいんだ。
理解してくれなくていい。それでも、あんまり、私を、私たちを、否定しないで欲しい。いじめないで欲しい。笑わないで欲しい。私はただ、女しか、好きになれないだけなんです。そしてそれは、選択できない、どうしようもないことなんです。
一度は覚悟できたんじゃないですか 怖くなったって偉い
私は、常に孤独を抱えている。ここで、独身男性はもっと〜とか、モテない人は〜みたいな不幸比べをするつもりはない。それぞれが、それぞれの孤独を抱えている せやねんなところ...