ゲリラが支配するミャンマー北部に潜入し、アヘン栽培に密着するルポ。
アヘンは悪だ!やめろ!という説教臭くはない。現地民と一緒に栽培していくさまが良い。
高野秀行さんのルポは、大学での探検部の体験を元にした「幻獣ムベンベを追え!」も良い。
バッタを専門とし、死ぬときはバッタに食べられたいと夢見る昆虫学者が、蝗害をもたらすサバクトビバッタの研究を親しみやすくまとめた本。
光文社新書で出ている「バッタを倒しにアフリカへ」も面白い。こちらの方がレーベル的にも入手しやすいが、紹介した本の方が前なので、できるなら、孤独なバッタ〜を先に読んだ方が楽しめる。
ジョン・クラカワー 空へ
1996年のエベレスト大量遭難に偶然行き合った著者が記したルポ。ツアー型登山の問題点や、標高8000メートルの山で徐々に限界に追い詰められていくさまが描かれる。
これで山岳遭難の本が気になれば、
K2登山した女性登山家が次々なくなっていく様を追った「K2 非情の頂」
クラカワーの視点が気に入れば、
モルモン教徒が起こした事件を題材にした「信仰が人を殺すとき」
自然の中で生きたいと、若者がアラスカの荒野で生きようとし、結果餓死した事件を追った「荒野へ」
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高野秀行 アヘン王国潜入記 ゲリラが支配するミャンマー北部に潜入し、アヘン栽培に密着するルポ。 アヘンは悪だ!やめろ!という説教臭くはない。現地民と一緒に栽培していくさま...
あらやさし増田 8users
たくさんありがとうございます。 ノンフィクションはあまり深掘りしたことの無いジャンルなのでとても参考になります。 高野秀行さんは確か積読の中にあったような気がするので探...
ノンフィクションじゃない方が良かったなら、今ならKindleで無料で読めるやつ 高殿円 トッカン 徴税官の話。物語を楽しみながら、徴税の仕組みが分かり、脱税するやつの手段を選ば...
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穂村さんのエッセイは私も好きでたくさん読んでます! 人間的な親しみやすさと、軽妙な文章でとても大好きです。 枡野さんはもちろん知ってはいますが、そういえばちゃんと著作を...
穂村さんが、枡野さんの結婚失格に寄稿した文章は、穂村さんが自分のエッセイで見せる、どこか抜けてる親しみやすい顔ではなくて、かなり新鮮だからファンならそこだけでも読んで...
俄然興味を惹かれる情報、ありがとうございます!どんな雰囲気なのか想像するだけでも楽しいですね。読みます!!