ポリコレではないけど、自分も婚活の時に自分が信じてた正しさに全部裏切られた気分になった。
学歴。仕事。年齢含めた成熟。相談所からは全否定だった。泣いた。比喩ではなくその場でボロボロ涙こぼして泣いた。
学歴の高さは男性を遠ざける事になるのでプロフィールに書くな。仕事や年収も強い拘りがある人以外、女性は書かない。年齢。あなたの年齢は男性側からの検索条件で足切りされる。とても厳しい事を理解しておけ。
親の教育方針で女性でも教育と仕事を、と育ってきたし、世間でもそういう風潮は当たり前になっていた。自分は頑張ってきたし、それが報われると思っていた。けど全部無駄だった、と愕然とした。
ショックではあったが他に行くところもなく、その相談所で結局活動を続けた。その間に打ちひしがれながら、いろんな事を考えた。今では元々信じてた価値観も受け入れながら、婚活を通じて得たものもあると思っている。
結婚には相手がいて、自分にとっての相手はもちろん、相手にとっての自分も心地よくないとそもそも繋がらない。強いカード同士を組み合わせるゲームでも、強いカードの持ち主が弱いカードを奪うゲームでもない。プロフィールに掲載する情報はその人のほんの一部でしかない。
多くの人に会う前に切られ、会ってから切られ、交際してから切られた。自分がどうしても無理、と断ることもあった。疲れて休会も何度かした。ああもうこれ自分には無理だな、とある時に達観した。45になっていた。
婚活は古いジェンダーロールを再生産する装置だな。 男は甲斐性、女は愛嬌と。 実際にジェンダーロールに沿った振る舞いをした方が交際申し込みが増えるというのも救いが無い。 学...
その結婚相手を見つけたのは相談所?それ以外?